2011年1月16日日曜日

Core i7-2600K編 5.0GHz

i7-2600Kに入れ替える際にマザーボードやメモリも変わっているので、オーバークロックの前に、まずは構成一覧。

現在の構成
CPU: Intel Core i7-2600K
M/B: Asus P8P67無印
Mem: Patriot PSD38G1333KH
VGA: nVidia GeForce GTX 580
SSD: Intel SSDSA2MH080G2R2
NIC: Intel PRO/1000 EXPI9300PT
DVD: Pioneer DVR-S16J
電源: Seasonic M12D SS-750EM
ケース: Antec P183

去年にうちに変えた部分として、サウンド関連はとうとうサウンドブラスターを廃し、オンボードのサウンド機能を使用するようになった。割と音が良かったのと省電力がその理由。その後、マザーボード上のTOS-Linkから外部のデジタルアンプにS/PDIFで接続するようにしたので、PCからのノイズも気にする必要がなくなった。

ヘッドフォンはBlueToothで接続するため、USBのドングルを挿していたが、P8P67にはオンボードでBTアダプタが乗っているので、ドングルが不要になった。

ストレージは、起動ドライブとしてSSDを使用しているが、HDDは使用せず、データドライブとしてはNASをiSCSI接続して使用。

オーバークロックの前に、デフォルトクロックでの性能も確認。前のCPU(i7-920)での結果も併記しておこう。

デフォルト設定での性能
  • クロック (アイドル時消費電力)
    • i7-920: 2.66GHz (130w)
    • i7-2600K: 3.4GHz (107w)
  • SuperPI (消費電力)
    • i7-920: 14.118s (150w)
    • i7-2600K: 10.527s (130w)
  • Tripcode Explorer (消費電力)
    • i7-920: 9.87Mtrips/s (218w)
    • i7-2600K: 14.02Mtrips/s (174w)
  • MediaEncorder CPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 997s (199w)
    • i7-2600K: 757s (166w)
  • MediaEncorder GPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 435s (233w)
    • i7-2600K: 337s (205w)
Note: MediaEncoderは53分程度のビデオクリップをH.264でエンコードする時間
どれも30~40%高速化しつつ20w以上の省電力。全方位的に優秀。

で、オーバークロックだが、5GHzの設定は以下の通り。

EFI設定 (ver.1053)
  • AI Tweaker
    • AI Overclock Tuner: Manual
    • BCLK/PEG周波数: 100
    • Turbo Raio: OSでの最...
    • OSでの最大Turbo Ratio 設定: 50
    • Internal PLL Overvoltage: 有効
    • メモリー周波数: Auto
    • EPU Power Saving モード: 有効
    • EPU設定: 自動
    • CPU Voltage: Manual Mode
    • CPU Manual Voltage: 1.400
  • 詳細 - CPUの設定
    • Hyper-threading: 無効
  • 詳細 - オンボードデバイス構成
    • Azalia HDオーディオ コントローラー: 有効
    • フロントパネルタイプ: HD
    • SPDIF出力タイプ: SPDIF
    • Renesas USB 3.0 コントローラー: 有効
    • VIA 1394コントローラー: 無効
    • Marvell Storage コントローラー: 無効
    • Realtek LAN コントローラー: 無効
OC状態での性能差
  • クロック (アイドル時消費電力)
    • i7-920: 4.2GHz (171w)
    • i7-2600K: 5.0GHz (113w)
  • SuperPI (消費電力)
    • i7-920: 9.797s (211w)
    • i7-2600K: 7.533s (151w)
  • Tripcode Explorer (消費電力)
    • i7-920: 14.75Mtrips/s (未計測)
    • i7-2600K: 20.13Mtrips/s (252w)
  • MediaEncorder CPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 666s (295w)
    • i7-2600K: 537s (235w)
  • MediaEncorder GPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 293s (314w)
    • i7-2600K: 241s (254w)
i7-920と違って、コアの電圧を1.4vまで上げても、アイドリング時の消費電力が6wしか上がらないのは素晴らしい。こうやってブログを書いていても120w程度と、OCの度合いの割りに非常に省電力。
重たい処理をさせると、OCに見合った分の消費電力増となってしまうが、それでもi7-920よりは60w前後少ない。性能差を考えると、i7-920がものすごく無駄だったように思えてくるが、まぁ今回のSandy Bridgeの出来がとても良いということなんだろう。

とりあえずは、この設定で使っていこう。

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