2009年12月12日土曜日

Colin McRae DiRT 2

ビデオカードのオマケに付いていたDiRT 2が、少し前にやっとリリースされたので遊んでみた。

これまでもビデオカードにゲームがオマケで付いてくる事はありましたが、そういった場合ゲームのCD-ROMが同梱され、すぐに遊べるのが普通だったわけだが、今回はメディアの同梱はなく、代わりにSteamでゲームを無料で入手するためのパスワードが付いていた。
Steam上でのゲーム入手の手続きはすぐに出来ましたが、その時点でDiRT 2がまだリリースされておらず、1ヶ月以上待たされることに...
すぐに遊べなかったのはなんですが、逆にSteamで提供するからこそ、まだ開発が終わっていないゲームをオマケにできるわけで、個人的には大歓迎。

ところでDiRT 2ですが、ジャンルとしてはオフロード主体のカーレースで、色々なタイプの競技に参戦し、賞金を稼いで車をアップグレードしていくという王道の作り、操作感はアーケード寄りな味付けと、よくありそうなまとめ方だが、グラフィックはかなり気合が入っている。
特に、Windows 7とATI HD 5000番台のビデオカードを使用している場合には、DirectX 11にも対応するようなので遊べる日を楽しみにしていた。

実際非常にきれいだが、パフォーマンス的にはベンチマークを試したところ、WUXGA、オールHigh設定、アンチエイリアシング 4xで、平均61.0フレーム/秒、最低51.7フレーム/秒だった。
特にかくついたり引っかかったりすることなく遊べる。
ところでこのゲーム、Game for Windows LIVEで色々管理をしているようだが、手っ取り早く遊びたいということでGame for Windows LIVEにログインしないで始めてしまうと、何もかも初めて扱いになって煩わしい。
初めての種類の競技に参加する時は、それ用のビデオクリップが流れたりするのだが、そのビデオがスキップできないので、毎回見る羽目になる。
他にも、メニューで車を選んだりするときに、最初は説明のナレーションが流れて、なかなか選択できなかったりもするので、素直に最初からGame for Windows LIVEのアカウントを作ったほうがまし。

ゲームを始めると、キャンピングカーの中に自分が立っているような感じで表示され、辺りを見回すと、それがそのままゲームのメニュー選択になる。
そこにレースを開始するメニューもありますし、キャンピングカーの外に出れば自分の車を確認したり、セッティングを変えたりもできる。

最初に参加できるレースは、ロンドンで行われてるダートトラックのレースのみだが、勝つと経験値がもらえて他のレースに参加できるようになる。
また賞金ももらえるので、新しい車を購入することもできるようになる。

そうやって、どんどんコースや車をアンロックしていくわけだが、1位になるとドーンと経験値がもらえてすぐレベルアップ、勝てなくても数回やればレベルアップという感じで複数のレースがアンロックされるので、同じレースを何度もやりこむような作業感がなく、とてもテンポ良く進んでいく。

マニアックにチューニングを詰めていくとか、ストイックにラップライムを縮めていく感じではないが、次々とアンロックされるレースに、どんどん手をつけていくのが非常に贅沢。
伊達に10GBものディスク容量を食ってるわけじゃない?

車の運転はキーボードにも対応しているが、アクセルとかどうすんのよ?って感じ。
このゲームに限った話ではないが、まともにレースするには、最低限アナログ入力のゲームパッドが必要だろう。うちにはXBOX360のコントローラと同型の、Windows向けのものがあるので、それを使用しているが、ハンドルの切り角やアクセルの開度がアナログ入力できるので、キーボードよりはかなりマシ、というかキーボードだけじゃ無理。

車の挙動は、あまり車両の重みを感じさせないというか、慣性とタイヤのグリップの関係に違和感を感じますが、しばらく走っているうちに慣れた。
ただし入力に対して反応がクイックなので緊張感がある。
特にダートを高速で入っているときは、ほんの少しハンドルを切るのもドキドキ。

ただ、失敗しても少しだけ時間を戻す機能があって、ゲームの難易度設定に応じて何度か使えるので、それで切り抜けるのはアリ。全体的に気持ちよく遊べることが重視されていて、レースの合間に流れる曲もカッコよく、気分を盛り上げてくれる。
例のごとくSteamにDemo版が置かれているので、とりあえず試してみましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿