最近Steamでは週末だけでなく、平日もMidweek Madnessと称してお買い得な商品を並べていたりするので、ついつい手を出してZeno Clashを購入してしまった。
というのも、このゲームは半年くらい前にDemo版を遊んで、当時買うまでには至らなかったのだが、今日はまた$5.1なんて値段だったりしたもので...
ゲームのジャンルとしてはFPSになると思うが、撃つより殴る方が主体。コンビネーションで殴ったり、ガードしたり、カウンターを狙えたりと、少し格闘ゲーム的な味付けも入っている。
何よりも、敵や周りの風景のデザインが非常に個性的、人間っぽい相手はほとんどおらず、大部分が得体の知れないクリーチャー。
面白いと不思議と気持ち悪いの間を取ったような独特のセンスが、ウリっちゃウリ。
ゲームの内容としては、FPS的に移動していくが、敵が出てくるところで周囲が閉ざされ、リングでの一騎打ちのような状態になる。敵は2~3体くらい出てくるので、うまく立ち回りながら戦って、敵を全員倒すと、また先に進めるようになる。
攻撃の基本は、拳での打撃だが、一応拳銃のようなものや、ライフル、ボウガン、グレネードランチャー的な物もある。ただし、非常に使い勝手が悪く、近づけない敵を攻撃したい時を除いて、打撃で戦う方が有利に進められるバランスになっている。
ただ打撃も、マウスを連打すればいいわけではなく、パンチ毎に振りかぶったり構え直したりといったアクションが入るので、タイミングを見計らって繰り出す必要がある。
パンチには小パンチと大パンチがあり、最初のうちは小パンチ3連打のコンビネーションを繰り出していれば勝てるが、相手がガードするようになってきたら大パンチでガードを崩してから小パンチの連打とか、あるいはガードとスウェーができるので、それらで敵の攻撃をいなしてタイミングを見計らって攻撃するとかいうような工夫が必要になる。
ガードをタイミングよく行うとカウンターになるので、それを狙うのも良し。
敵との距離が離れている場合は、走りこんで肘打ち攻撃もできるが、走るとスタミナが減るので多用はできない。
敵が複数いる場合でも、一人の敵と殴り合いしている間は、他の敵は少し遠巻きに見ている場合が多いので割と何とかなるが、飛び道具を持っている場合は別で、同時に攻撃されてしまう。
リロード中に殴ると武器を落とすので、飛び道具を持っている敵を先に相手することになるが、殴ってる間に別の敵が武器を拾って撃ってこようとするのでターゲットを細かく変えながら相手する感じ。
このゲーム、見方を変えると、格闘ゲームのシナリオモードの合間に、FPS視点の移動シーンがあるようなゲームと言えなくもないが、戦闘時に移動できる範囲は結構広く、敵をエイミングする必要がある点も含め、ちょっと新鮮。
Steamには今でもDemo版があるので、独特のデザインを見るだけでも、ちょっと試す価値あり。
4Gamer.netにもっとよく内容のわかるレビュー記事があるので、それを見るのもよし。
ところで このゲーム、マウスを振ると少し嫌な感覚があって、数時間ぶっ続けで遊んだら軽い3D酔いになってしまった。私自身、3D酔いにはかなり耐性がある方で、例外的にフレームレートが非常に低かったり、画面全体にブラーがかかるような状態は厳しいが、そうでなければ、3D酔いはほとんど経験したことがない。
なのに、なんでだろうと思って、フレームレートをFrapsで確認しても100~200くらい出ているし、試しに垂直同期をとって60フレーム固定、モーションブラーも切った状態で遊んでみたがそれでもダメ。
で、思いついたのは、画面上に見えている視野が、一般的なFPSより狭いこと。
それによって、マウスを振ったときの画面の流れ方が速く、まるで望遠鏡を覗きながら激しい動きをしているように感じてしまったのかなと...
視野角を変更できるなら、もう少し角度を大きくしたいところ。
敵が3人登場
攻撃は己の拳
画面の上に出ている体力ゲージが格ゲーっぽい
この人変わってるわ
いろいろ変わってるわ
一見の価値あり?!
0 件のコメント:
コメントを投稿