2010年6月2日水曜日

Thecus N0503 ComboNAS 導入

重要なファイルはPCのローカルHDDではなく、NASに置くようになってずいぶんになる。
どのPCからでもアクセスできる便利さを、どのように活かすか、色々試行錯誤してきたが、最近思うのは単なるNASではなくiSCSIのストレージとしても使える機種であれば、さらに色んなことが試せそう、ということで少し前から物色していた。

これまで使ってきたNASはThecus N3200で、購入した当時は値段の割にパフォーマンスが良く、また安定性も高くて、非常に満足度が高かった。
その後継機は既に2世代変わっているが、現在発売されているThecus N0503はiSCSIに対応済み。
サイズ的には現在使っているN3200と同じで置き換えに困らないし、CPUはIntel Atom搭載ということでパフォーマンスもかなり向上している様子。
きっとiSCSIでの速さにも期待ができるはず、というわけで導入!


HDDは、667GBプラッタになった新製品、WD20EARS-00MVWB0を3台取り付け、RAID5でボリュームを作成した。
まずはNASとしてアクセスしてみたところ、コンスタントに30~40MB/s程度の読み書きスピードを発揮。
1GBも搭載されたメモリがキャッシュとして効いているのか、テストファイルのサイズによっては60MB/sオーバーの値が出ることもある。

しかし、今回期待しているのは純然たるパフォーマンスではなくiSCSI。
iSCSIボリュームも作成し、Windows 7マシンからiSCSIイニシエーター使って接続してみると、こちらの方がキャッシュが効きやすいのか、さらに高速な感じ。
既存のローカルディスクの内容をコピーし、置き換えで使ってみても、結構いけそう。

ストレージとしての設定には、RAIDレベルを始め、フォーマット形式、ブロックサイズなどパフォーマンスに影響のありそうな設定項目がたくさんあるので、しばらくはその辺りを色々いじりながら様子見しつつ、iSCSIストレージとして試用しつつな感じでいく予定。

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