2010年9月8日水曜日

DHARMA TACTICAL MOUSE DRTCM15

今年の春に入手したRazer Mambaは、マクロ機能の貧弱さがたたり、もっぱら事務用途で使用中。
結局、それまで使っていた DHARMAPOINT DRTCM03を使い続けていたが、同ブランドの新機種としてDRTC15が発売されたため早速入手。


マクロ機能は従来機種と同様に充実しているのでまったく問題なし。
ただ、細かい部分には若干不満あり。既にしばらく使ったので、感想を書いておきたい。

気に入った点
  • モード切替ボタンが底面に移動
    旧機種のモード切替ボタンはマウスの右サイドにあり、どう気をつけても誤爆してしまう厄介者だった。新機種では底面に移され、マウスの右サイドにボタンはなくなったため、そういった誤爆は解消。自分の使い方だとモードの切り替えなど頻繁に行うことではないので、底面で問題なし。
  • DPI切り替えボタンがカスタマイズ可能に
    旧機種のDPI切り替えボタンは、それ以外の機能が割り当てできないものだったが、新機種では他のボタンと同様にマクロ等が割り当て可能となった。早速昔のロジクールマウス風にマウスホイールの連続回転マクロを割り当てて使ったりしてるが、カスタマイズできるボタンが増えることはとにかく歓迎。
  • マウスホイールが滑りにくい
    ホイールが平べったくなったことに加えて、タイヤみたいに溝が彫ってあるので滑りにくくなっている。旧機種のマウスホイールは丸くてツルツルだったため、滑りやすかった。
  • ホイールの回転音が静か
    旧機種はホイールを回すと、カチカチカチと割と大きな音がしたが、新機種では静かになった。
  • 常駐ソフトがモードの自動変更をしてくれる
    例えばWoWを起動するとモード2に変更とか、Chromeをクリックするとモード1に戻すとか、そういった機能。Razerにもあったが応答が悪いし確実性がなかった。Dharmaのは瞬時に変更するし、取りこぼしもなくて非常に使いやすい。これがあるのでモード切替が底面に移ったことの不便さはなおさら感じなくてすむ。
気に入らない点
  • 左サイドのボタン
    まず感触として、旧機種はクリック感がハッキリしていて気持ちの良い押し心地だったが、新機種では頼りない感じで、押し込んだ後のボタンの戻りも弱い。配置も奥のボタンはマウスを持ち替えないと親指が届かずダメ。
  • 右サイドのふくらみ
    旧機種は両サイドがえぐられているような形状だったが、新機種では右サイドがふっくらと盛り上がっているため、小指のかかりが悪い。
  • センサーの位置
    新機種ではセンサーがマウスの中央から意図的に人差し指の下あたりに移動されているが、マウスを動かしたときに違和感を感じる時がある。特にマウスカーソルを微妙に動かしたくてマウスの手前側をずらすような使い方をしたときに、思ったように動かない。
  • 全体の形状
    旧機種と比べると、マウス全体が低くなり、前後に長くなっている。これを自分のスタイルである"かぶせ持ち"で持つと、概ね良い感じでフィットするものの、左サイドのボタンが遠すぎる。2cmは手前に移動してほしい。"つまみ持ち"すれば左サイドボタンに届くが、自分のスタイルじゃないし、旧機種はかぶせ持ちでちょうど良い位置に左サイドボタンがあったので、ちょっと裏切られた感あり。
全体的なお気に入り度としては、ハード的には70点、マクロ機能を含んだソフト面は90点くらい。
まぁ、一言で言えばイマイチなんだが、慣れで補える部分だと期待を込めて使っていきたい。