2011年5月22日日曜日

スイッチングハブ交換 ETG-ESH8N

わが家では、電話のモジュラージャック周囲に色んな装置が置かれいて、その辺りだけちょっと温度が高い感じ。
実際、以下の装置がまとまって置かれ、熱源が多いからだろう。

  • VDSLモデム
  • ブロードバンドルーター
  • 無線AP
  • 8ポートスイッチングハブ
  • NAS
  • プリントサーバー
  • プリンタ本体
これらは機器は、個々にそんなに大きな電気を消費するわけではないが、機器の性質上24時間365日動作しているため、kWhで考えると結構積み重なるかもしれない。

というわけで、まずはこれらの機器全体の消費電力を確認。
1桁消費電力の多いNASの動作状況に大いに左右されるが、上記の機器全部の消費電力は86Wくらいだった。ということは、1ヶ月で約62kWh、電気代にして月1360円くらいか。。。

電力事情が大きく変わってしまったこともあるので、この辺りを見直すことにした。

まず、一番電気を食うNAS。
QNAPはiSCSIを使っても安定して動作し、機能も豊富で色々と楽しませてくれたが、パフォーマンス/消費電力の観点だと、普通にHDDをPCに内蔵させる方が有利。
というわけで、NASの中のHDDを各PCに内蔵させ、NAS自体は撤去。

次に無線AP。
802.11nのために導入したAterm WR8700Nは、無線APとしては良かったが、NAPTの出来が悪くてルーターとしては使えなかった。
ところが試しにファームウェアをアップデートすると、どうもこの辺りの問題が解消されているっぽいので、ルーターとしても使用することにする。
これで古いルーターは撤去できた。

NASを撤去した時点で、色々と不便にはなったが、まぁすぐ慣れるだろう。
とりあえず、消費電力は全体で22Wまで低下。

ここまできて、次に目に留まったのがスイッチングハブ。
現在、使用しているものはかなり前に買ったもので、最近省電力化が進んでいるGbEスイッチと比べると結構差があるらしい。
そこで、ネットでささっと調べて、電気を食わなさそうな機種を見繕って、変えてみた。



電源内蔵でメタル筐体、サイズも8ポートにしてはコンパクトということで使い勝手良し。
消費電力は、元のスイッチが9W食っていたのに対して、こちらは4W。
数字的には5Wの差でしかないが、割合で言えば半分以下、かなり省電力が進んでいるものなんだと感心。
これで全体の消費電力は17Wまで低下。電気代は全体で月270円くらい。

スイッチを換えた事による電気代の差は、月80円くらいなので、スイッチの購入差額から計算すると、4年7ヶ月くらいで元が取れる感じ。

5年くらいは使えるだろうと見込んで、わが家のもう一台の8ポートスイッチもこの機種に入れ替えた。

トータルで、月53kWhの節電に相当するはず。
節電を突き詰めると、最終的にはPCを使わないとか寂しいことになってしまうので、まずは性能を維持しつつの節電を考えたい。

2011年5月11日水曜日

P8P67交換

Sandy Bridge用のチップセット、Intel 6シリーズがリコールされたのが2月。
マザーボードメーカーから対応方法が告知され、うちのマザーボード (Asustek P8P67) が交換されたのが4月頭。
ということで、告知から2ヶ月くらいかかっての対応となった。

で、その対応はこんな感じ。

Asustek(MVK)

○交換の方法
下記、交換受け付け用のWebページより、必要事項をご入力の上お申し込みください。
お申し込みを受け付けた後、お客様と交換日程の確認を行い、弊社が委託する配送業者が新しいマザーボードをお届けいたします。問題のある古いマザーボードは、新しいマザーボードを受け取る際に配送業者にお渡しください。

要するに「新品を届けるから、古いのを外して準備しておけよ」ってこと。
マザーボードの交換で、先出ししてくれないのってどうなんだろ。


ちょっと別のメーカーの対応を確認してみたら。。。

ギガバイト(CFD)

1.ヤマト運輸より交換品をお届けさせて頂きます。交換製品には着払伝票を同封しておりますので、良品お受取り後、お届けした際の梱包箱に不具合品を梱包いただいた上、ヤマト運輸へ集荷依頼、もしくは最寄のヤマト運輸取扱店より不具合品をご返送下さい。

MSI

【製品交換対応】
1. 専用 WEB ページ(来週 2 月 15 日公開予定)より、お客様情報をご登録頂きます。
2. 交換品が用意でき次第、返送用着払い伝票とともにお客様へ先出し発送させて頂きます。
現時点の目処として、4 月上旬からの発送を予定しています。
3. 交換品到着から概ね1週間以内に、お手元の製品を返送願います。


なんだ、他のメーカーでは先出ししてるし。。。

国内でのマザーボードのシェアって、自作向けでは販売店の店頭を見てる限りAsusが一番のように見えるが、ちょっと傲慢に感じてしまった。

ここ数年、マザーボードはAsusばかり使ってきたが、今回は考えさせられた。
残念...

2011年5月3日火曜日

QNAP NAS RAID10 Ready

これは2ヶ月ほど前のネタになるが、QNAPのNASがファームウェアVer.3.4でRAID10に対応した。

我家のNASはTS-459Proでドライブは4台入るが、2TBのHDDをRAID5で使用しているので全体の容量はドライブ3台分となる。
これをRAID10にしかえると全体の容量はドライブ2台分になり、ドライブ1台のフォーマット容量は1.8TB程度なので実質3.6TBくらい。

じゃ、実際今、どれくらいデータをNASに入れてるか確認してみたら...徐々にデータを整理してたこともあって意外と少ない。
3.6TBでも当分問題なさそうだったので、せっかくだからRAID10を試してみることにした。

まずはNASのファームをアップして、管理画面やヘルプを眺めてみるものの、RAID5からRAID10へデータを残したままの移行はできなさそうだ。

まぁ、RAID5だとデータが3台のドライブに分散して配置されているわけだから当然といえば当然だが、やっぱり残念。
仕方ないので、2TBのドライブをもう1台買ってきて、PCのローカルドライブとして接続し、いったんNAS上のデータをバックアップした。
これで心置きなくNAS上のボリュームを開放できるので、全部開放してRAID10ボリュームで作り直した。

ローカルドライブにバックアップしていたデータをNASに書き戻して、簡単に速さを確認してみたが...RAID10だからといって特に速くなるようなことはなかった。

というか、RAID5でずーと使ってて、実際徐々に遅くなってたように思うが、それが今回NAS導入当初の速さに戻った感じ。これってフラグメントの影響なんだろうか。

そもそもNTFSと違って、ext4はフラグメントが起きにくいという話しだったと思うので、なんか別の原因かもしれないが...

よくわからんので、次回のRAIDボリュームを作り直す時には、その前後での速さの変化をもう少し細かく確認してみようと思う。