2010年12月26日日曜日

GeForce GTX 580 導入

ずーと発売されるのを心待ちにしていた Radeon HD 6970。
しかし、発表日を目前に実際の性能が漏れ伝わるにつれ、アレレ? なことに。。。
一足先に発売されたnVidiaのハイエンドであるGeForce GTX 580をどれだけ上回ってくれるのかを楽しみにしてたのに、結局はGTX 570をライバル視する程度に留まるとのこと。
価格もそれなりに抑えられるようだが、もはやまったく興味なし。

と言うわけで、GTX295以来のnVidia導入!


GeForce GTX 580

ところで、買った後に思い出した事が、クロックアップ状態におけるスリープからの復帰問題。
GTX 295を使っていた頃は、CPUをある程度以上オーバークロックすると、スリープから復帰したときになぜか画面が表示されなくなるという問題があったので、真っ先にここをチェック。
幸い、GTX 580では問題なくスリープから復帰できる模様。。。ふぅ~

一安心したところで、実力チェック開始。

まずは、最近出たばかりの3DMark 11だが、HD5870だとX1550とかだったのが、GTX580だとX1975とかになる。まぁ、カクカクであることに変わりはない(笑)

次はHeaven Benchmark v2.0、HD5870だとカクカク過ぎて見る気にもなれなかったが、GTX580だとシーンにも依るが60fpsを超えるところもあって、とってもスムース。これはまったく違うと言えるだろう。テッセレーションを多用するケースでは、さすがに強い。

続いてゲームだが、手持ちの数少ないDirectX 11対応ゲームとして、DiRT2で確認。HD5870はWUXGAで平均61fpsだったが、GTX580はフルHDで平均121fps。画素数が10%少なくなっている点を考慮しても、かなりの向上だ。

DirextX 10として Crysisでは、HD5870がWUXGAで55fps、GTX580がフルHDで76fpsとなった。やっと、念願の画質設定 Very HIGHが選べそうだ。

普段よく遊んでいるWoWは基本DirectX 9だが、これもHD5870よりフレームレートが若干向上した感じだった。この辺りのゲームは、下がるかと思ってたので、これは意外だった。

あと余談として、すごい古いけどお気に入りなゲームである Dungeon Keeper 2 が、GTX580だと動いてくれたので、久々に熱中して遊んでしまった。ビデオカードがRadeonだと、どうがんばっても画面がちゃんと表示されなくてダメだが、GeForce系だとOSの互換性オプションや、起動パラメータ等の工夫で今でも動いてくれる。

久々に、面白がって色んなゲームを動かしてみたが、nVidiaはやっぱり安定してるなぁ。
昨年末から年頭にかけて、Catalystが色々やらかしてくれたので、余計そう思うのかもしれないが。。。

ちなみに、消費電力は、かなり上がってしまった。
水冷化してたHD5870で OSアイドル時163wだったが、リファレンス仕様のGTX580への入れ替え + ラジエターファン1個削減の結果、アイドル時176wまでアップ、その差13w。
HD5870オリジナルの空冷ファンと、ラジエターファンの消費電力差は2wだったので、リファレンス仕様のHD5870からの単純な入れ替えだと11w差となるはず。
さらにゲーム動作時の消費電力だと、50~70wくらい増えてそうなので、ゲームの稼働率の高いうちのPCでは結構な増加率になるだろう。

消費電力は多いものの、リファレンスのクーラーの静粛性は非常に高くて、この点は素晴らしい。
ハイエンドは、静粛性もハイエンドを目指してほしい。そしたら静粛性目当てで、ワンランク上のビデオカードを買う人が出てくるかもしれない。

2010年10月17日日曜日

Dead Space

ずっと遊んでみたかったのに、日本での(パッケージでの)発売が見送られたり、Steamでも日本リージョンでは買えないようになっていたため、なかなかチャンスがなかったDead Space。
発売から2年経ってますが、やっと英語版を入手して遊んでみた。

そしたら、なんとエンディングまで一気に遊んでしまった。

グラフィックはSF素材なので、すごくリアルとかいう感じではないものの、明かりのあるところと暗いところの違いをよく表現していて、結構キレイ。
音はまた、ドラマチックで、さながら恐怖映画のようなBGMが良い感じでかぶっさってくるから、怖さ倍増。

ゲームを細かく見ると、あちこちで言われているように色んなゲームの良い部分の寄せ集めなのかもしれないけど、全体的として、新鮮で非常に面白かった。

日本未発売だったせいか、4Gamerにもちゃんとしたレビューは載ってなさそうだが、こちらに少し紹介あり。

全体としては、とても面白いゲームなんだが、最初に戸惑ったところがあったので、
一応記しとこう。

  • マウスの反応が悪い
    PC版だからマウスとキーボードで操作するわけだが、初期設定だとマウスの動きへの追随がやけに悪い。マウスの動かし始めがコンマ数秒遅れる感じで、移動中もものすごくサンプリングレートが悪くなったような感じ。
    最初、この状態で遊んでて、「ダメだ、このゲーム」と捨てそうになったが、垂直同期を切ることで概ね改善する。
  • 30fps
    上記の通り、初期設定だと垂直同期が有効だが、この状態だとフレームレートが30に制限され、その代わりのつもりなのかブラーがかかった状態になっている。
    これがまたマウスの反応の悪さと相まって、普段は3D酔いしない自分が酔いそうになった。
    垂直同期を無効にすれば、うちの環境だとフレームレートは200~300くらいでる感じ。
というわけで、垂直同期やブラー類は真っ先に切るべし。

まぁ、他にもTPSスタイルが好かないとか、射撃姿勢時にマウスの感度が下がる(特に上下方向)というのもあるが、なんとか慣れでカバーできた。
この辺りはコンソール機の影響なんだろうね。。。

Dead Space 2が来年出るみたいだが、今度はタイムリーに遊びたいもんだ。ただ、発売を見合わせるほど尖った内容というのも楽しそうだが。


光と陰の描写が結構キレイ

なんて、見とれてると、やってくる...

壁に何かが!

危険、危険、危険

目的地へのWaypointを表示することができるので迷わない

2010年10月16日土曜日

Core i7-920編 最終設定

エンコードソフトを使い出してからオーバークロックに必要な電圧が変わったので、ここらでメモのまとめ。

最近はクロックを4GHzまで落としたり、HTをオンにしてみたりと、ゲームのための設定とは逆の方向に進んでしまってたので、まずそれを是正。
具体的には、色々条件は変わったとはいえ一応4.2GHzがバランス的によかったはずなので、クロックはそこにして、HTはゲーム用にオフ。

その上で、MediaCorder等のエンコードツールを長期間動かしても落ちないところまで電圧アップしたところ、CPUコアは1.3625vとなった。
CPUコア以外の電圧は、やっぱりめんどくさいので全部AUTO。


この状態でのアイドリング時の消費電力は163w、Super PI時で197w。
SuperPI 100万桁は9.699s。

おそらく、今回の設定がi7-920の最終になるんじゃないかというところ。Sandy Bridgeが出るもんね!

2010年9月8日水曜日

DHARMA TACTICAL MOUSE DRTCM15

今年の春に入手したRazer Mambaは、マクロ機能の貧弱さがたたり、もっぱら事務用途で使用中。
結局、それまで使っていた DHARMAPOINT DRTCM03を使い続けていたが、同ブランドの新機種としてDRTC15が発売されたため早速入手。


マクロ機能は従来機種と同様に充実しているのでまったく問題なし。
ただ、細かい部分には若干不満あり。既にしばらく使ったので、感想を書いておきたい。

気に入った点
  • モード切替ボタンが底面に移動
    旧機種のモード切替ボタンはマウスの右サイドにあり、どう気をつけても誤爆してしまう厄介者だった。新機種では底面に移され、マウスの右サイドにボタンはなくなったため、そういった誤爆は解消。自分の使い方だとモードの切り替えなど頻繁に行うことではないので、底面で問題なし。
  • DPI切り替えボタンがカスタマイズ可能に
    旧機種のDPI切り替えボタンは、それ以外の機能が割り当てできないものだったが、新機種では他のボタンと同様にマクロ等が割り当て可能となった。早速昔のロジクールマウス風にマウスホイールの連続回転マクロを割り当てて使ったりしてるが、カスタマイズできるボタンが増えることはとにかく歓迎。
  • マウスホイールが滑りにくい
    ホイールが平べったくなったことに加えて、タイヤみたいに溝が彫ってあるので滑りにくくなっている。旧機種のマウスホイールは丸くてツルツルだったため、滑りやすかった。
  • ホイールの回転音が静か
    旧機種はホイールを回すと、カチカチカチと割と大きな音がしたが、新機種では静かになった。
  • 常駐ソフトがモードの自動変更をしてくれる
    例えばWoWを起動するとモード2に変更とか、Chromeをクリックするとモード1に戻すとか、そういった機能。Razerにもあったが応答が悪いし確実性がなかった。Dharmaのは瞬時に変更するし、取りこぼしもなくて非常に使いやすい。これがあるのでモード切替が底面に移ったことの不便さはなおさら感じなくてすむ。
気に入らない点
  • 左サイドのボタン
    まず感触として、旧機種はクリック感がハッキリしていて気持ちの良い押し心地だったが、新機種では頼りない感じで、押し込んだ後のボタンの戻りも弱い。配置も奥のボタンはマウスを持ち替えないと親指が届かずダメ。
  • 右サイドのふくらみ
    旧機種は両サイドがえぐられているような形状だったが、新機種では右サイドがふっくらと盛り上がっているため、小指のかかりが悪い。
  • センサーの位置
    新機種ではセンサーがマウスの中央から意図的に人差し指の下あたりに移動されているが、マウスを動かしたときに違和感を感じる時がある。特にマウスカーソルを微妙に動かしたくてマウスの手前側をずらすような使い方をしたときに、思ったように動かない。
  • 全体の形状
    旧機種と比べると、マウス全体が低くなり、前後に長くなっている。これを自分のスタイルである"かぶせ持ち"で持つと、概ね良い感じでフィットするものの、左サイドのボタンが遠すぎる。2cmは手前に移動してほしい。"つまみ持ち"すれば左サイドボタンに届くが、自分のスタイルじゃないし、旧機種はかぶせ持ちでちょうど良い位置に左サイドボタンがあったので、ちょっと裏切られた感あり。
全体的なお気に入り度としては、ハード的には70点、マクロ機能を含んだソフト面は90点くらい。
まぁ、一言で言えばイマイチなんだが、慣れで補える部分だと期待を込めて使っていきたい。

2010年8月17日火曜日

破壊力抜群 MediaCorder

iPhoneで見られる形式にビデオのフォーマットを変換するツールとして、MediaCorderを使ってみた。
このツールはデフォルト設定で全てのCPUコアを使用してエンコードするようになっているが、これが破壊力抜群、動かすと数秒でBSOD発生。

確かに、なんとな~くでハイパースレッディングを有効にして、大したセッティングの追い込みもしてなかったわけだが、それにしても数秒でBSODとは恐るべし。

CPUコアの電圧を少し上げて様子をみるものの、コアだけではダメなようで安定せず。
周辺部分の電圧も細かく上げて調整すればいいんだろうが、とりあえずめんどくさくてオート。

その状態でCPUコアの電圧だけ上げていくと1.3Vジャストで安定、アイドリング時の消費電力は156wに逆戻りしてしまった。

消費電力は電圧設定オートにしているところを細かく設定していけば下がるんだろうが、CPUを交換でもしないかぎり、今さらそこを追求するモチベーションがわかないのが困ったところ。

i7-950じゃ大して変わらないだろうしね。

32nmのCPUをもっと買いやすくしてください、Intel様。

2010年8月16日月曜日

カテゴリー7

ある日のこと、iSCSI接続のデータドライブをアクセスするとなんだか遅いことに気づいた。
転送速度を測ると10MB/sしか出ていない。
もうちょっと調べてみると、GbスイッチとNASとの接続が100Mbpsになっていた。

NASやスイッチ、ルーター等は1箇所にまとめて設置しているので、この間のLANケーブルは長さ50cm程度のものを使用しているが、それを予備の長いケーブルに変えると瞬時にGbでリンク。やはり原因はLANケーブルらしい。

問題のケーブルも、ちょっと前まではGbでリンクしてたのに、なんで急に劣化したのかさっぱりだが、元々かなり昔に薄さ最重視で買ったケーブルだったので、Gbで使うのは厳しかったのかも。
しかも、8ポートのスイッチに全部同じ種類のケーブルが差さっていて、スイッチの裏はケーブルがちょっとした団子状態だし、ノイズの影響とかもあるのかな?

スイッチに差さっているケーブル8本のうち、4本は50cm位の非常に短いもので、残りの4本は15mくらいの長いケーブル。
試しに、ケーブルを付け替えて確認してみると、短い方は3本アウト、逆に長い方は全部問題なくGbでリンクできていた。
ちょっと謎な結果だが、ともかくもっとちゃんとしたLANケーブルに変えようということで、しばし物色。

Gb対応ということだとカテゴリー5e以上であれば良いんだろうが、耐ノイズ性というのに惹かれてELECOM LD-TWSシリーズの値段を確認すると、なんとAmazonで700円を切っている。
カテゴリー7て、ものすごく高い印象があったけど、ずいぶん安くなってたんだぁということで、ポチッときました。

ケーブルはすぐに届いて、調子の悪いやつ全部入れ替えた。がしかし、特に目立った変化はなし。
念のためNASの転送速度を測ってみたりもしたが、速さは以前と変わらず。
むしろ、薄型ケーブルから固いSTPに変わったため、ケーブルの取り回しが悪くなったが、ちょっと引っ掛けたくらいじゃ断線とかはしなさそうという安心感はあり。

あと、いつか10GbでLANを構成するようになったら、そのまま使えるね!。。。っていつのことやら(笑

2010年7月25日日曜日

ルーター機能付き 無線LAN AP

これまで使ってきたSoftBankの携帯を使い始めて2年を経過したのを機にiPhone 4に機種変更したため、突如脚光を浴びることになった無線LAN環境。

我が家では、以前からブロードバンドルーターとしてBUFFALO WHR3-AG54を使っており、無線LAN機能として802.11b/g/aに対応しているので、さっそくiPhoneがつながるように設定をやり直してみるものの、どうも様子がおかしい。無線LANにつながっても、きちんと通信できないことが度々発生してちっとも安定しない。

しばらくはだましだまし使ってたが、通信できない頻度が高い上に、無線LANとしてはつながっている状態のため3Gに勝手に変わることもないので、非常に面倒くさい。
PSPやノートPCでは使えているので、iPohoneと無線LANルーターの相性なんだろうが、802.11nにも対応してないので、この際新しい無線LANルーターを調達することにした。

で、色々調べて、評判がよさそうだったのがコレ


Atermといえば、ずっと前にBR1500Hを使ってたことがあったが、使用感とかはまったく覚えてないので、今回は割とまっさらな気持ちでの使用開始。

で、とりあえずInternetへのアクセスを確保するため既存のルーターは残したまま、WR8700NをLANにつなぐことを考えてみる。
分厚い取説を読む気はサラサラないので、1枚ペラの「つなぎかたガイド」を眺めてみた。

配線の仕方とかは読み飛ばし、有線接続の場合のところを見ると、「らくらくネットスタートで設定しよう」とか書いてある。
そんなわけのわからんもんはいらん! 設定用のWEB画面をみせろってことで、ルーターの初期IPアドレスがなんなのか、しばしペラを眺めてみるものの、ホスト名しか書いてない。。。
これじゃ、既存の機器とIPが重複するかどうかすらわからん。

ため息交じりでググって見ると、初期IPは192.168.0.1と判明、初期のIPアドレスくらい、ペラの最初に書いておけよ。。。

その後も押し付けがましいウィザードとかを避けつつ、何とか一通りの設定を済ませ、まずは無線LANをチェックしてみた。

すると、さすがに何の問題もなく安定してiPhoneから通信できた。速度的には、そばにいるときは大して変わらないが、距離が離れた時の減衰の仕方がぜんぜん違ってて、家の中のどこにいてもかなり高速に通信できるのが頼もしい。

ただ、設定しているときに、気に入らない部分がいくつか目に付いた。

まず、DHCPサーバーだが、これまで特に理由はなく50個分のIPを確保してたので、同じように設定しようとすると、最高32個までだと蹴られる。
確かに32個あれば十分だというのはわかるが、そこを制限する意味がわからない。

また、リリースするアドレスを静的に固定する設定をしようとしたら、なんとIPアドレスとMACアドレスを手入力しないといけないようだ。現在DHCPサーバーがリリースしてるIP/MACアドレスを表示する機能もないみたいで、IPはともかく、MACアドレスをいちいち調べて回らないといけない。
現在リリースしてるアドレスの一覧を表示し、必要なら、それに対して次回のリリース時から割り当てるIPを設定できるようにしておいてほしいところだ。

あと、無線LANの設定がわかりにくい。
設定項目は、2.4GHz帯と5GHz帯で大きく分かれているが、それぞれで、802.11bやgやnといった規格の選択項目がないので、現在どれが使える状態なのかさっぱりわからない。

無線LAN設定項目

「デュアルチャネル機能」を有効にすれば802.11nになるのかなぁ?なんて想像力を働かせても確信にはつながらない。再度ググってみると、暗号化方式にAESを選択しているときには11nが使えるとのことだった。

規格的には正しいんだろうが。。。使いたい通信規格をユーザーに選ばせて、そこで例えばユーザーが11nを選択したなら、暗号化方式はAESしか選べないようにする、というような流れの方がはるかに直感的だと思う。

設定画面はそう度々見るもんでもないので、まぁ良しとしよう。
でも、実際に使い始めて、もっと致命的な制限を発見してしまった。

タブブラウザで、20くらいのサイトをいっぺんに開くと、NATテーブルが溢れるのか、リンクされた画像が表示されなかったり、サイト丸ごと表示されなかったりする。

ルーター側の設定としては、「NAPT設定」としてTCPタイマが可変できるのみ。デフォルトでは3600秒に設定されているのを、設定できる最小値である300秒まで減らしても、特に改善はしない。

そもそも、NATテーブルのエントリが少なすぎるのか、溢れたときにTTLが切れてなくても古いやつから使いまわすようにできてないのか、いずれにせよ状況によってはWebサイトがぜんぜん開かないように見えてしまう。

まぁ、端的に言ってNATルータとしては使い物にならない。同じような使い方をしても、WHR3-AG54はそういったことは起こらなかったので、Atermの設計の問題といえよう。

というわけで、WR8700Nは無線LANアクセスポイントとして使うことに決定。
なんだか非常に無駄な買い物をした気になってしまったが、最新の無線LAN APがこの値段だと思えば、納得できないこともない。。。かなぁ~

2010年7月4日日曜日

垂直同期120Hz

ここ最近、また流行りだしている3D立体視。
nVidiaが3D Visionを昨年頭に打ち出してから、映画やテレビでの追い風もあるのか、今ではPCショップでも当たり前のように展示してある。

PCゲーム好きとしては気になる存在ではあるものの、実際に店頭でメガネをつけて見てみると、いつもガッカリ。
と言うのも、画面は暗くてチラチラしてるし、さらにはキャラ等の動きはカクカクだったりもするから。

この辺は恐らく、モニタやメガネがもっと明るくなるとか、応答性が良くなれば解決するんだろう。
また、動きがカクカクしてるのは、そもそもデモを動かしてるPCのスペックがショボイだけだと思われるので、せっかくならキッチリ120FPS出るハードとゲームを店頭には用意して欲しいところだ。

ここまでは言わばハード側のローレベルな問題だが、もっとハイレベルな問題として、個々の物体の立体感がないこと。
例えば、画面上に2人の人型キャラクタが近距離・遠距離で立っているとすると、それを立体視した場合、それぞれのキャラの距離感には差がつくが、キャラ自体に立体感がない。
まるで人の絵が書かれた薄っぺらいパネルが、遠くと近くに置かれてる様な感じ。
立体視によって、空間自体には奥行きが感じられるようになるのに、肝心のオブジェクトがパネルみたいだから、違和感が甚だしい。

こちらは、立体視を最初から意識してゲームをデザインをすれば解決するのかもしれないが、少なくとも今店頭で見られるデモはそうなってないし、先述のもっとローレベルな問題も相まって、結局「まだまだだなぁ」と思ってしまう。

そんなこんなで、多少興味はあっても欲しいとは思わない、そういう類のアイテムだった。。。この記事を読むまでは!

4Gamer.net
CRT時代を思い出すヌルヌル感! 120Hz駆動の液晶ディスプレイは「買い」だ

要するに、立体視するために上げたモニタのリフレッシュレートは、普通にこれまで通りの使い方をする上でも、ものすごく良いよという話し。
そういう発想はなかったので、記事を読んだとき個人的にかなり興味を惹かれた。
そして、どうしても実機で確認してみたくなって、PCショップへ足を運んでみた。

120Hz対応モニタは、店頭ではほぼ例外なく3D Visionのデモがされていて、通常の表示での滑らかさをアピールするような展示は一切なかった。
ただ、マウスポインタの動きの滑らかさだけは分かった。
幸い? な事に、我が家の2nd PCのモニタは、値段の安さだけが取り柄だったTNパネルのLCD。
他のLCDはVAあるいはIPSパネルで、悪い点ばかりが目に付く機種だったので、入れ替えちまえって事に。。。



名目上は2nd PCのモニタの入れ替えだったはずが、後述の理由で現在メインPC用のモニタとして使用中。
実際に家で使ってみた感想は。。。

良い点
  • リフレッシュレート120Hzは確かに滑らか、逆にこれを一度知ってしまうと後戻りできない。
    60HzのLCDの表示は、まるで魔法が解けたかのように酷く見える(笑)

悪い点
  • 視野角が狭い
    所詮はTNということで視野角が狭く、特に下から見上げる方向は使い物にならない。
  • 色の純度が低い
    液晶パネルのカラーフィルタが、明るさ重視なのかコストの影響なのかわからないが、どの色といわず色が淡いし、なんとなく薄汚い。
    ノートPCのLCDみたいな残念な色。
  • 操作性が悪い
    タッチパネルのせいで、入力が受け付けられたかどうかが分からないのに加えて、反応が鈍い。
  • 電源のインジケータが青色LEDでまぶしい
    個人的に青色LEDの発光は苦手なので、まぶしく感じる。
    一応OSDで消灯する設定があるにも関わらず、画面モードの切り替わり時になぜか点灯し始めたり、PCをスリープにすると点滅しだしたりと支離滅裂。
  • 解像度が低い
    これまでのメインモニタはWUXGAの24インチだったので、そこからの置き換えだと、かなり縦のドット数が減って、Windows画面では狭苦しい。
  • スタンドが安っぽい
    少しだけティルトはできるものの、高さ調整やスイーベル機能はない。

というわけで、普通に考えれば置き換えなんて有り得ない、間違いなく買って失敗した系のポジションになるところながら。。。120Hzの威力がすご過ぎる。
もはや、リフレッシュレートが60Hzでは、色が良いとか、解像度が高いとか言う前に論外だと言い切れてしまうほど。
きっと将来、PCゲーマーにとって、60Hzの液晶は暗黒時代だった言われるに違いない!(笑

店頭で3D Visionのデモを見かけたら、ぜひメガネなしでご確認あれ。
確認できる部分はマウスカーソルくらいしかないかもしれないが。。。

2010年7月1日木曜日

再び電圧不足?

最近またハードウェアが原因っぽいブルースクリーンがちょくちょく起こりだしたので、もうCatalyst 10.6を疑ったりはせず、CPUコアの電圧アップを実行、1.2625Vから1.275Vへ。
そしたら、やっぱりピタっとBSODは起こらなくなった。
上げ幅が微小だったせいか、アイドル時の消費電力は145wのままで変わらず。

オーバークロックで、いったんクロックと電圧のバランスを取った後というのは、よほど冷却性能が落ちたりしない限り、そのバランスが崩れるような経験は今までなかったのだが、今回は時間が経つほど、徐々に必要な電圧が上がる = オーバークロック耐性が下がっているのが気になるところ。

夏とはいえ、PCを使うときはエアコンも動かしているので、環境温度もそんなに変わってないはず。
実際、Core TempでCPUの温度を見ても、アイドル時で38度程度で以前と変わってない。

このまま耐性がどんどん下がるようだとツマラないなぁ。。。

2010年6月27日日曜日

Games for Windows Live

久々にSteamでゲームを購入、2K GamesのBioshock 2。
最初のBioshockもSteamで購入して遊んだが、非常に面白かったので、2も気になっていた。
セールで半額になっているというのを見て、とりあえずゲット。
ゲーム本編については、まだほとんど遊べてないので後日書くとして、今触れたいのは遊び始めるまでの話し。

Steamで購入したBioshock 2は、まずSecuROMによるプロテクトがかかっているらしく、Steamから発行されるCDキーの入力が必要となるが、これは個人的には特に問題なかった。
ただ、CDキーを1回入力するだけのことだから。

問題は、その後のMicrosoft Games for Windows Live。
ゲームが開始してから、Games for Windows Liveのサインイン画面になり、アカウントとパスワードを入力後に、再度CDキーの入力が促されるが、入力するとやれGames for Windowsのアップデートだとか言って、一旦ゲームを終了して続きをやれと言われる。
仕方ないので、一旦ゲームを終了してから、Games for Windows Liveの処理を継続した。

処理が終わったので、再度Steamからゲームを起動、Games for Windows Liveのサインインが終わるとまたアップデートが必要だと言われ、さっきと同様にゲームを終了してから続きをやれと言われる事、計3回。
これからゲームを遊ぶぞっという気持ちが一気に失せた。

まったくもって、面倒、そして腹立たしい。

そもそも、ゲームを終了しないとアップデートができないなんて話しは、プログラマ的に妥当であっても、一般の人、特にこれからゲームを楽しもうと思ってる人には納得できないだろう。
私は、ゲームを遊びたいからゲームを起動したのであり、Games for Windows Liveを使いたかったわけではないし、それが新しかろうが古かろうが知ったことではない。
古いことが都合悪いのであれば、ゲームで遊ぼうとしている人の邪魔にならない形でひっそりアップデートすればいいのだ。

マイクロソフトの社員はプログラマばっかりで、一般の人はいないんだろうか。
少なくとも、Games for Windows Liveのプログラム的な動作は検証されてても、ゲームを楽しめるかという視点で良し悪しを見れている人がいるとは思えない。

一通りのアップデートが終わると、その後はGames for Windows Liveのサインイン処理だけがゲーム起動時に行われるようになる。
これは一応、自動サインインの設定をしておけば勝手に進んでくれる。
しかし、このサインイン処理も時として待たされることがある。
なにより、せっかくゲームのタイトルが表示されている時に、オーバーレイで無粋なサインイン画面を見さされるのが不愉快。


まったくもって、お呼びでない、そして邪魔。

たぶん、ここも、サインインするなら途中経過を、できたなら完了した事をユーザーに知らせなる必要があるとかプログラマ的に考えたに違いない。
しかし、Games for Windows Liveなんて、単なる必要悪、ゲームをセーブするために、仕方なく動かしてるに過ぎない。
そんなものはバックグランドで黙って静かに準備しておけばいいのだ。

ゲームのタイトル表示は、ゲームの世界に没入するための大切な導入部分だと思うが、それを、オーバーレイで汚すことはゲームの作品性を軽視しているとしか思えない。
たとえプログラマがセオリーに沿ってそのような作りにしてしまったとしても、幾度となく機会があったであろうGames for Windows Liveの検証時に、だれもNGを出さないとはどういう事だろう。
本当にマイクロソフトにはPCでゲームを楽しんでいる人はいるんだろうか。
仕事として、単にフレームワークを開発をしているだけの人ばっかりのような気がしてならない。

聞くところによると、SecuROMのプロテクトにインストール回数の制限はないのに、Games for Windows Liveでのゲームのアクティベーションは15回しかできず、その制限に達するとMicrosoftに連絡して解除してもらわないといけないらしい。

マイクロソフトは社内リソースが有り余っているんだろうか。
そうだから「連絡してもらえばいい」と思ったのかもしれないが、ユーザーにとって、そういう問い合わせをすることは「面倒くさい」のだ。
OSのアクティベーションで少し慣らされたが、ゲームの世界で、そこまでしないといけないものが他にどこにあるんだろう。
そもそも、PC15台ではなく、回数で15回と制限する意味がわからない。

まったくもって、余計なお世話、そして意味不明。

こんな状況を分かっていたにも関わらず、Games for Windows Liveを採用した2K Gamesにも、この時点でがっかりだが、まぁ仕方ない。
せっかくなので、ゲームの内容で評価したいと思う。

2010年6月26日土曜日

iSCSIブートに挑戦

その後、TS-459Proは非常に調子よく動作しており、安定感も抜群。
これなら行けるかもしれないと思い始めたので、iSCSIブートを試すため、NICを1枚入手した。 モノはこちら。



このNIC、INTEL製にしては安価、しかもファームウェアを書き換えることでiSCSIからのブートアップも出来るらしいので注文してみた。

入手後、まずは普通のNICとして試してみたが、既存のINTEL EXPI9300PTと比較して、通信程度はほとんど変化なし。
消費電力は若干低そうだが、ワットチェッカーの数字を見てる範囲だと差は1wに満たない程度。

普通に使う分にはトピックはなかったので、INTELのサイトからiSCSIブート用のファームをダウンロードして書き換えたら、PC起動時のPOSTの時に、NICの設定画面に入れるようになった。
その中でiSCSIブート用のボリュームを設定しておくと、ネットワークの先にあるiSCSIボリュームからのブートアップができるようになる。

OSのインストールもWindows 7なら簡単、Windows 7のインストールメディアからブートした時点で、既にiSCSIボリュームがローカルHDDと同じように見えている。
特に追加のディスクドライバをFDから読み込ませたりする必要もなく、HDDと同様に見えるiSCSIボリュームをOSのインストール先に指定すれば、いつもと同じ流れでインストールが進行。
OSのインストール完了後に、iSCSI イニシエーターの設定を確認すると、NICの設定画面で設定した内容が、OS上でも予め設定されていた。

HDDなしでOSが起動してくることにちょっと感動しつつ、OSインストール後の設定始めたが、まずデータ領域として別のiSCSIボリュームをDドライブに割り当てた。で、色んなアプリをインストールするためTS-459ProのCIFSボリュームにアクセスしようとしたところでトラブル発生。
TS-459Pro以外のWindows共有フォルダにはアクセスできるのに、TS-459ProのNAS領域にはどうしてもアクセスできないのだ。

別のPCからは普通にアクセスできるので、どうやらiSCSIブートしている場合特有の問題っぽい。
あと、以前にCrystalDiskBenchmarkで調べた時の転送速度を考えると、若干腑に落ちないつっかかりを感じることがあったので、改めて同ベンチで確認したところ、リードは正常なのにライトは1MB/sくらいしか出ていない。

どっちも、使い続けるには致命的な問題なので、なんとか改善できないかと色々試してみた。
例えば、NAS側の設定として、アクセス制御なしから、ユーザーアカウント作ってアクセス制御で明示的に許可してみたり、PC側の設定としてNICの設定を少し変えたり、INTELのドライバを入れてみたり...しかし改善なし。

この状態ではやはり使えないので、HDDからブートする設定に戻してしまった。
うまく行けば、HDDを外してしまえると思っていたのに残念。
現状、NICのファームが悪いのか、Windowsが起動してからのドライバが悪いのか、あるいはTS-459Pro側の問題なのかさっぱりだが、ブートアップ用のiSCSIボリュームはそのまま置いてあるので、もう一度試すのはすぐできるので、何か状況が変わればまた試してみようと思う。

2010年6月17日木曜日

ローカルHDD撤去

iSCSIストレージが使えるようになったことで、ローカルディスクを着々とiSCSIボリュームに置き換え中だが、まずはSSDとHDDを併用してたメインPCでHDDがいらなくなった。
OSの入ったCドライブはSSD、Dドライブ以降はiSCSIボリュームとCIFSボリュームの組み合わせで、これまでと同じ環境を再現。
iSCSIボリュームは、HDDからの置き換えでも特に遅さを感じさせず、動作も安定しているので、HDDはもう撤去した。

元々ちょっと音の大きなHDDだったのだが、取り外したら、いよいよほんとーに静かになって、もう次に気になる騒音源はコレ、とはすぐに判断できないレベル。たぶん、この静音化のさらに先は、静音性の高いケースに変えるとか、そういう方向性になりそう。

またPCの消費電力も7wほど下がってアイドル時で145wになった。電源効率から考えると、HDDは5w強くらいの消費電力だった様子。省電力でまだできそうなのは、普段はほとんど使わない光学ドライブを外して、必要な時だけUSB接続にするくらいか。

とりあえず、メインPCの静音化と省電力でiSCSIを使いたかった理由の半分くらいは満たされた気分。こんな感じで他のPCもHDDをなくせれば、NASの消費電力分くらいは相殺できるかもしれない。

2010年6月15日火曜日

QNAP TS-459Pro 導入

Thecusに愛想を尽かし、別のメーカーのNASを探し始めたものの、必要な機能があって入手性が良く、値段も手頃となると、それほど選択肢はなくて、結局選んだのはコレ。

QNAPには、HDDが3基入るタイプはなく、2基の上は4基。またHDD4基のタイプにも機種がいくつかあり、搭載されるCPU等で差別化されている。その中のどれにするかを考える時、思い出されたのがN0503が動き。

N0503で気になったのは、1台のPCからガリガリ書き込んでいると、他のPCからの書き込みをほとんど受け付けなくなっていた事。2台のPCから同時に書き込んで、速さが半減しても問題とは思わないが、2台目のPCはタイムアウトを起こすほど書き込みデータを受け付けてもらえないのは問題。もしかしたら単にファームの出来が悪いだけなのかもしれないが、CPU使用率も1台のPCから書き込んでいる時点で100%になってたりしたので、Atom搭載ぐらいの謳い文句では、もはや何も期待できない気分だった。

そんなわけで、やはりパフォーマンスの良い機種にしたいところだが、値段を調べてみると上位機種のTS-459Proと、一つ下のTS-439ProIIとで実売価格がほとんど変わらなかった。それだったら上位機種を選ばない理由はないということで、TS-459Proに決定。

機種が決まってしまえば、後はあっという間。NAS本体の入れ替えと同時にHDDももう1台用意し、2TB x 4台を装着。RAID5でボリュームを作成して、色々試してみた。

まず、今回のアップグレードの最大の目的であったiSCSIによるアクセスは、複数のPCから同時にアクセスしても全く問題なし。4台のPCから平行して、既存のローカルディスクのデータを別々のiSCSIボリュームに書き込んでも岩のように安定。個々のPCからの書き込み速度は相応に低下するが、タイムアウトするようなことはない。また、そんなストレステスト状態でも、管理用のWEBは少しもたつく程度で普通に使える。N0503がCPU使用率100%状態だと、管理用のWEBがほとんど反応しなかったのとは大違い。

ちなみに1台のPCからのiSCSIによる読み書きを計測したのが右図。同じAtomとはいえ、N0503はN270、TS-459ProはD510なので、結構違う。

動作が非常に安定してるので、PCのローカルディスクのデータは、起動ドライブを除いてiSCSIボリュームに移動、シンプロビジョニングのおかげでDドライブは2TBもあるように見えている。また既存のNASに入れていたデータも、Sambaのボリュームを作ってTS-459Proに移動した。

N0503はSambaで共有するボリュームを作った後、その残りをiSCSI領域として確保する手順だったが、TS-459Proでは特にそういった順序の制限はない。iSCSIのボリュームをシンプロビジョニングで確保する場合は、ボリュームの実サイズを指定する必要もないので、RAIDボリューム全体を有効に使える。

全体的に非常に安定しているTS-459Proだが、一箇所だけ不安定だったのは、ポート・トランキングを試した時。いくつか選べる方式の中で、スイッチ側に特別な対応の要らないやつを選んで試したものの、安定して動作しなかった。

それ以外では、今のところ安定性、パフォーマンス、使い勝手において非常に良好、UIもよく出来ている

もう少し様子をみてイケそうなら、iSCSIブートを試してみたい。

2010年6月6日日曜日

さらば N0503 ComboNAS

その後、色々と設定を変えてはファイルをコピーしてみたり、速さを測ったり等々、色々お試し中なN0503だったのだが、iSCSIで複数のPCから読み書きしたりすると、あっさりとお亡くなりになる症状が頻発。

具体的には、ファイルの書き込みや読み込みをiSCSI経由でヘビーに行うと、突然反応しなくなり、Pingの応答すらしなくなる。
この時、N0503本体側のディスクランプはどれも明滅しておらず、管理コンソールにも当然アクセスできない。
本体の電源ボタンを押すと、表示窓にはシャットダウンするかどうかの確認メッセージが表示されるが、そこでシャットダウンするためのボタンを押しても反応なし。
結局、電源ボタン長押しでの強制シャットダウンをするしかないので、それをやると、1/3くらいの確率でRAIDボリュームが壊れ、20時間以上を要するリビルドが開始されてしまう。

仮にリビルドにならなくても、ちょっと負荷をかけただけで5分もしないうちにハング状態になって、応答なし、強制シャットダウンの繰り返し。
ファームを最新にしてみたり、iSCSIボリュームを冗長性なしのシングルドライブ構成にしてみたり、フォーマット形式やiSCSIのブロックサイズを変更したりと、試せるところは色々やってみたが、結局は負荷が高まるとダメ。

とにかく、iSCSIストレージとしては、全く使い物にならない。
これ以上、こんな製品につきあってられないので、さっさと別のメーカーの製品を探すことにする。
N3200と違って、短いつきあいになってしまった。

さらば Thecus、もう会うことは...ないなー

2010年6月2日水曜日

Thecus N0503 ComboNAS 導入

重要なファイルはPCのローカルHDDではなく、NASに置くようになってずいぶんになる。
どのPCからでもアクセスできる便利さを、どのように活かすか、色々試行錯誤してきたが、最近思うのは単なるNASではなくiSCSIのストレージとしても使える機種であれば、さらに色んなことが試せそう、ということで少し前から物色していた。

これまで使ってきたNASはThecus N3200で、購入した当時は値段の割にパフォーマンスが良く、また安定性も高くて、非常に満足度が高かった。
その後継機は既に2世代変わっているが、現在発売されているThecus N0503はiSCSIに対応済み。
サイズ的には現在使っているN3200と同じで置き換えに困らないし、CPUはIntel Atom搭載ということでパフォーマンスもかなり向上している様子。
きっとiSCSIでの速さにも期待ができるはず、というわけで導入!


HDDは、667GBプラッタになった新製品、WD20EARS-00MVWB0を3台取り付け、RAID5でボリュームを作成した。
まずはNASとしてアクセスしてみたところ、コンスタントに30~40MB/s程度の読み書きスピードを発揮。
1GBも搭載されたメモリがキャッシュとして効いているのか、テストファイルのサイズによっては60MB/sオーバーの値が出ることもある。

しかし、今回期待しているのは純然たるパフォーマンスではなくiSCSI。
iSCSIボリュームも作成し、Windows 7マシンからiSCSIイニシエーター使って接続してみると、こちらの方がキャッシュが効きやすいのか、さらに高速な感じ。
既存のローカルディスクの内容をコピーし、置き換えで使ってみても、結構いけそう。

ストレージとしての設定には、RAIDレベルを始め、フォーマット形式、ブロックサイズなどパフォーマンスに影響のありそうな設定項目がたくさんあるので、しばらくはその辺りを色々いじりながら様子見しつつ、iSCSIストレージとして試用しつつな感じでいく予定。

2010年5月23日日曜日

ハイパースレッディング

Windows エクスペリエンス インデックスの、一番低いスコアがプロセッサだったので、試しにHTをオンにしてもう一度計測してみた。


結果、0.2ポイントアップの7.7に!
一番低いスコアである事に変りないが、SSDのハードディスクに追いついたので、とりあえず納得。

ちなみに、この状態でSuper PI 100万桁を計ると10.180秒で、HTオフ時と変わらず。

消費電力は、アイドリング時は1w位増えた程度だが、載っかってるコアは全部使いましょ的な場合は大きく増して、例えばCINEBENCH 11.5のCPUベンチだと30wの増加(245w前後から275w前後へ)、ベンチ結果は5.45ptsから6.84ptsへの25%程度の向上。

見た目のコア数が倍になっても性能は25%しか上がらないけど、消費電力は12%しか増えないのなら、なんとなくお得?!

念のため、一番長く起動してるであろうWoWで比較してみたが、HTのオン・オフで消費電力は変わらず。

ゲーム用途ではHTオフが通説だと思うけれども、しばらくオンで使ってみることにしてみよう。

2010年5月15日土曜日

さらばサウンドカード

これまで、サウンドカードと言えばサウンドブラスターと言うくらい、いや、サウンドカードとは言わずしてサウンドブラスターと言ってしまうくらい定番だった同シリーズ。

我が家でも、最初はSound Blaster Proとかで、その後たしかSB16やAWE32を使い、PCIバスに変わってからも Live!とかAudigy、Audigy2を経て現在のX-Fiへと、クリエイティブの歴代の製品を結構な率でカバーしてきた。

まぁ、途中でA3DのAureal等、他メーカーに浮気することもあるにはあったのだが、しばらくすると対抗馬の方が消えてしまい、気づくとSBに戻っている事の繰り返し。

特に深く考えることもなく、ふつーにSBを使ってる状況が続いていたわけだが、最近になってBluetoothのヘッドフォンを使い始めたものだから、基本的にはサウンドカードは不要になってしまった。

必要になるのは、Bluetooth接続での遅延を嫌い、有線で接続する時だけ。

だったら、わざわざカードを差すほどでもないんじゃないかと...

そこで試しに、今のマザーボードに変えてから初めてのオンボードのサウンド機能を有効にしてみた。

オンボードのサウンド機能なんてオマケみたいなもんだし、いかにSBとはいえ別に買って付けるカードなんだし、聞き比べれば相当ダメなんじゃないかと思ったが、なんと意外に良い感じ。

低音の伸びが良いし、お気に入りの曲を聞いた時の感動力が?がSBより深い気がする。

ちなみに消費電力だが、X-Fiを外して、オンボードのサウンド機能を有効にした状態で約8w少なくなり、アイドル時の消費電力は再び152wに戻った。電源の効率を考えると、X-Fiは音が鳴ってない時でも6wくらい使ってた勘定になる。

オンボードの音質があまりに悪ければ、すぐSBに戻すつもりでいたが、逆にオンボードの方を気に入ってしまったので、SBはあっさり撤去、もはやサウンドカードを別差しすることはないかも?!

さらばサウンドカードってとこだが、NICのようにオンボードが当然な扱いに一度なってから、再度カードで差すようになった例もあるので、なにか明確なメリットがあれば、また使うだろうが...何かあるかなぁ?

2010年5月12日水曜日

Windows エクスペリエンス インデックス

Windows Vistaから搭載されたOS標準のベンチマークとでも言うべき Windows エクスペリエンス インデックス。

PCの性能を示す指標として一般化するのかと思ったら、そうでもない感じ。
ただ、この値を教えなさいという声があったので、久々に計測してみた。

ATIのドライバのせいで、ビデオチップの性能の割にグラフィックスのサブスコアがやたら低くてゲンナリな時期もあったが、今は大丈夫な様子、満点に近い値が出ている。



プロセッサのスコアは、たしかクロックが4.2GHzの時は7.6だったはず。今は4GHzと若干弱っちくなっているせいか0.1ポイントダウン。

メモリはさすがの3chコントローラ、しかもDDR3-1600設定ということで満点。

プライマリ ハードディスクはSSDなので、これも良好なスコア。

こうやって改めて見ると、水冷までしてオーバークロックしているプロセッサより、ポン付けした他のパーツのスコアの方が高い。納得いかないなぁ。。。

2010年4月30日金曜日

ワイヤレスヘッドセット購入

実はマウスよりも、もっとワイヤレスにしたかった物がヘッドフォン。

マウスが有線だった頃はヘッドフォンの線と絡みまくっていたし、それがなくなった今でも、頭を動かしたときに何かの拍子でヘッドフォンの線が「ビンッ」と引っ張られたりして非常に不愉快。

ただ、そんなヘッドフォンもやっと念願のワイヤレスへ!


2010年4月22日木曜日

電圧不足

PCが不調だったので、確認のため4.2GHzの設定だったCPUをまずは4GHzまで落としてみた。

以前に確認した時は、CPUコアの電圧は1.2375Vの設定で安定していたが、今は同じ設定をしてもダメで、少しずつ電圧を上げて様子を見た結果、1.2625Vの設定で安定。また、電圧アップに伴って、消費電力はidle時153wから160wにアップといったところ。

気温が上がってきたからなのか、あるいはビデオカードを水冷化したからなのかはわからないが、とにかく以前より高い電圧をかけないと安定しない。

ただ、電圧を上げた今の設定だと一切落ちたりせず、Catalyst 10.3はうちの環境では全く問題なし。いつまでも色眼鏡で見てちゃいけないってことですな。。。

2010年4月8日木曜日

ATI Catalyst 10.3

最近は暇があればWoWをやってる状態なので、オフラインなゲームを全然やってない。

しかし、WoWは週一でメンテをするので、そういったログイン出来ない日に以前に買ってあった Serious Sam HD: The First Encounter をやってみた。

ゲームを起動すると、プレー中と同じような画面が繰り返し表示されるので、しばし鑑賞。

マップは昔 Serious Sam: The First Encounter として遊んだ事と同じだが、すごく綺麗になったもんだなーと感心してたら、ブルースクリーン発生。。。

なんで?!って感じだが、とりあえず再起動して、今度は実際に遊んでみたら、やはり10分程でハングアップ。

こうなると、やっぱり最初に疑うのはCatalyst、というのも数日前に10.3に入れ替えたばかり。

ただ、10.3に入れ替えた後もWoWは問題なく動いていたので、どうかなぁと思いつつ、とにかく10.2に戻してみた。

すると、数時間は大丈夫だった。。。がしかし、やっぱりちょくちょく落ちてしまう。

ちょっとハードっぽい気がしてきたので、次はオーバークロックを度合いを少し緩めて様子見。

室温がだいぶ高くなってきたので、ひょっとしたらバランスが悪くなってるのかも。

2010年3月11日木曜日

ワイヤレスマウス購入

これまで何度もワイヤレスマウスを試しては、ゲームで、特にFPSで、マウスを動かした時の違和感から使用を断念してきたが、やっとワイヤレスでも良い感じで使えそうなものを入手。



この機種、昨年の6月くらいに発売されてたようだが、つい最近まで「所詮ワイヤレスマウスなんて事務用?! 」くらいの完全スルー状態だった。

しかし、技術は確実に進歩してますねー、動かしてみると非常に良い感じ。Windows上でカーソルを動かしただけで反応の速さが伝わってきます。

また、握った時のフィット感や、各ボタンをクリックした時の感触もすごく良くて、使い始めたばかりなのに、ずっと前から使い込んでるような手になじむ感じ。

とにかくハードウェアとしての作りは非常に良いんだが、ソフトウェアは問題多し。
設定ツールは反応が非常に悪く、下手するとフリーズするのには閉口。発売からかなり時間が経っているのに、これはいただけない。
あと、マクロ機能にも期待してたのに、マクロのループ機能がなくてガッカリ。

我が家のメインマウス?になれるかどうかは、ソフト面、特にマクロ機能の拡充次第だが、この辺は色んなレギュレーションのせいで難しいんだろうなぁ...

2010年3月7日日曜日

OS再セットアップ

HD 5870のドライバをCatalyst 10.2に入れ替えて、再度少しだけオーバークロックしてみるものの、やはり5時間とか連続で遊んでるとフリーズしたりする。よってこのビデオカードは大人しく定格で使うことで決定。せっかく水冷化したのに残念だが、5%速くするために不安定になるのはナンセンスなので、まぁ仕方ない。

それよりも、OS自体の調子がだんだん悪くなってきた。

今までも、レジストリの一部破損によりiTuneのインストールができなくなっていたが、とうとうChromeまで起動できなくなってしまったので、さっさとOSを入れ直すことにした。

入れ直す前にファイルの整理をしていると、昨年の11月くらいに作ったCドライブのバックアップがあったので、とりあえずそれをリストアして使ってみるもの、こっちもなんだか動きがおかしいので破棄。Cドライブのみパーティションを開放して、一から入れ直すことにした。

以前は、手軽にCドライブのバックアップが作れるようにと、ページファイルやIEのキャッシュをDドライブに移したり、システムの復元機能を切ったり等々、OSを入れ直すとやるオマジナイがいくつかあったのだが、今回はちょっと変えてみた。

ページファイルは、そもそもメモリを12GBにすればなくしてしまえるのだが、今の6GBだと色々動かしている時にたまにメモリ不足の警告が出るので、Dドライブに作るように設定していた。しかし今やCドライブはSSD、パフォーマンス向上のため、ページファイルはCドライブに置いたままにしてみる。

システムの復元は、前回レジが壊れたときに使えなくて残念だったので、今回は久々に無効化せず、デフォルト設定のCドライブだけ有効の状態でそのまま利用してみよう。

IEのキャッシュは、そもそもIEをもうほとんど使ってないので「ブラウザを閉じたときに[Temporary Internet Files]フォルダを空にする」にチェックを入れて後は放置。

ハイバネーション用のファイルはコマンドで消去。スリープ中に万一ブレーカーが落ちたら、コールドリセットでOkな人なので、ハイブリッドスリープは要らない。

他、必要なアプリを入れたり、Windows Updateかけたりして、作業は数時間というところ。

メインのゲーム類は、基本的にDドライブ以降にインストールしており、またほとんどがSteam化されてるので、OSを入れ直してもSteam本体の再インストールだけで全て元通り。またオンラインゲームも、同様にDドライブ以降にインストールしておけば、OSを入れ直した後もゲームの起動コマンドを叩けば普通に動いてくれる場合がほとんどなので手間いらず。

逆に言えば、OSを入れ直した時に、再インストールが必要になるアプリのみCドライブにインストールしていることになるが、この辺りのちょっとした工夫? が効いて、OSを入れ直したときの手間は結構軽減されている。

また、データに関しても、ブラウザのお気に入りなんかはChromeを使っているのでクラウド側にあるし、emailもIMAPに徐々に移行していて、もはや大部分のメールがサーバー側にある。また、自分で撮った写真などはNAS上にあり、ローカルには置かなくなって久しい。

よって、バックアップをとるのは、突発性のトラブルでOSが壊れた時とかに、使えればラッキーくらいの位置づけ。ひょっとするとバックアップをとる事自体が微妙になってきているかもしれない。

一応今回もバックアップはとったが、使う機会はホントにあるのかしら。ない方が平和そうだが(笑

2010年2月24日水曜日

ビデオカードのオーバークロック

World of WarcraftのPatch 3.3でCross-Realm Dungeon Finderが実装されて以来、5manのダンジョンに行くのが非常にお手軽になり、Emblems of Triumphがモリモリ集められるようになった。

そのため1回のプレイ時間が長くなりがちだが、そんな時に限って、またもやOSのフリーズが発生。

ここまでの状況をまとめるとこんな感じ。

ビデオカード水冷化&オーバークロック

Cataryst 9.12導入 → WoW不安定

Cataryst 10.1導入 → WoW安定化&OS不安定

Cataryst 10.1 Hotfix導入 → OS安定&WoW不安定

状況から、またCatarystかと一瞬思ったが、今回は非常に長時間遊んでる時にフリーズするので、9.12の時とはなんとなく違う気がする...というわけで、水冷化した時に少しだけオーバークロックしてたのをデフォルトに戻してみた。

すると、何時間遊んでも、全く問題なし。

結局のところ、水冷化でチップの温度が下がっても、うちの5870はオーバークロックはダメっぽい感じ。

Cataryst 10.2が出てるみたいなので、OSの入れ直し前に、それとの組み合わせでもう一度チャレンジしてみる予定。

2010年2月13日土曜日

ATI Catalyst 10.1 HotFix

前回投稿した問題は、グレースクリーン問題と呼ばれ、どうやらあちこちで結構起こっていた様子。

AMDからその問題に向けた Catalyst 10.1のHotFixがリリースされたので導入してみたところ、ぱったりと問題が発生しなくなった。

やはりドライバの問題(少なくともドライバで改善できる問題)だった訳だが、これでフリーズはしなくなっても、レジストリの一部がおかしくなったままだし、結局OSを入れ直さないダメなんだろうなぁ。

2010年2月5日金曜日

ATI Catalyst 10.1もダメ?!

ATIのビデオドライバを最新にしてから、WoWでフリーズすることはなくなったものの、PCを再起動した後のWindowsのログオン画面でちょくちょくフリーズするようになってしまった。

ログイン後もたまにフリーズするし、こんなことが何度も続くとOSも不調になるので原因を探らなきゃなと思ってはいた矢先、トラブルが発生してしまった。

それは昨日、iTuneの新バージョンが出たってことで、アップデートを始めたところで、いきなりフリーズ!

仕方なく再起動して、iTuneのインストールをもう一度試したが、フリーズがまずかったのか、インストールが最後まで進まなくなってしまった。

Windows Installer Cleanup ユーティリティーを使うことで、もう少し先まで進むようになったが、特定のレジストリキーが削除できない旨のメッセージが表示されてしまう。

そこはレジストリエディタでも触れないので、chkdsk c:をかけるとファイルシステムに問題を発見、/fを追加して修復したがレジストリは治らず。

システムの復元機能もオフにしていたので、OS入れ直しっぽい(><)

原因はBSODが起こっているわけだからドライバだろうし、最近入れ替えたドライバはCatalystしかないってことで、10.1もダメなんじゃないのかと細い目で見ているが、はたしてどうなんだろう?

それのせいだとハッキリしたなら、9.11以前を当面使うという逃げも打てるので、すぐOSを入れ直すところだが、今はまだよくわからない。

もうちょっとハッキリするまで、ダマシダマシ使うかなぁ。

2010年1月31日日曜日

ファンコン

ラジエターファンを統一したため音が気にならなくなったと書いたばかりだが、うるさかったところが静かになると、これまで気になってなかったところが目立ち始めるもの。

今度はPC本体が気になってきた。

そこで色々確かめるため、昔買ったカニエのファンコンを取り付けてみた。

このファンコンは、2系統のコントロールできるもので、1つはラジエターファンを、もう一方はPCケースのファンを接続、周囲が静かになるのを待って、音に注目しながら回転数を変えてみた。

まずラジエターファンだが、定格1200rpmを遅くしていくと800rpmくらいまではリニアに静かになっていくが、それ以上はもう差が感じらなかった。

一方ケースファンは、元々定格が1000rpm、しかもケースの中なので、音はほとんどしてないと思っていたが、ラジエター側を黙らせて回転数を変化させると、軸音がしてたことに気づいた。

しばらく冷却能力と静音性とのバランスをみながら調整した結果、ラジエターファンは1000rpm、ケースファンは800rpmの設定としてみた。

GPUの温度を見るのにHeaven Demoを走らせた結果はコレ。


CPUの温度を見るのに、しばらくPrime95を走らせた結果はこっち。











ラジエターファンの回転数を落としたことで明らかに温度は上昇しているものの、絶対値としてはラジエターを大型化する前と同等くらいで、ラジエターを大きくした分の余裕を、ファンの回転を落とす方向で使った格好になっている。

かなり静かになったので、そろそろHDDの回転音が聞こえてきそうな感じだが、気になりだしたらまた考えよう。

2010年1月29日金曜日

ATI Catalyst 9.12のせい?!

最近はログインしてもEpic Gemを作ってオークションに出すことぐらいしかやってなかったWoW(World of Warcraft)。

ちょっと時間があったので、久々にDaily Questとかやってると、なんとOSがフリーズしやがった! しかも1時間に2回も!

これは、たまたま起こったというレベルではなかろうということで、調子の良かった時から何が変わったか考えて思いついたのは、ビデオドライバをATI Catalyst 9.12にアップデートしたこと。

ATIのビデオドライバは、毎月新しいバージョンが公開され、2009年12月分だと"9.12"というように、いつ頃リリースされたドライバなのかバージョン番号で分かるようになっている。

さっそくAMDのサイトを確認すると、もっと新しいATI Catalyst 10.1がちょうど公開されていたので、さっくりと入れ替えて、しばらくWoWで遊んでみたら...

案の定 問題なし!

マイナーなゲームならまだしも、せめてWoWクラスのゲームにはしっかり対応してほしいなぁ。

2010年1月28日木曜日

温度変化

ラジエターの3つのファンのうち、1つが静圧重視タイプだったのを、静音タイプ3つに揃えた結果、どれくらい温度変化があったのかをHeaven Benchmarkで確認してみた。

結果はこちら。

前回確認したときのGPUの温度は41℃だったのが、今回は39℃。

あれ? むしろ下がってるぞと思ったら、室温が21℃で前回より2℃くらい低かったようだ。

それを考えると、そんなに変わらずと言ったところだが、CPUは前回も今回も41℃くらいなので、少しは上がっているのかも。

後日Prime95でも試してみよう。

2010年1月27日水曜日

ラジエターファン

一つ増えたにしては、やけにうるさくなったラジエターファンをよく見ると、最後に追加した分だけXINRUILIAN RDL1225B(12SP)だった。

他の2つはRDL1225S(12LN)で、回転数こそ1200rpmで同じだが、ベアリングや羽の形状が異なっている。

1225Bはボールベアリングのせいか軸音がするし、羽も静圧重視の羽のために風切音も高め。

今回の場合だと、結果的にそれ一つで他の2つ分以上の音がしていた。

そこで、3つ目のファンもRDL1225S(12LN)に変更したところ、やっとラジエター周りの音が気にならなくなった。

ただ、その分、若干冷却能力は少し落ちてそうなので、CPUとGPUの温度を時間のある時に再度測ってみよう思う。

2010年1月17日日曜日

ビデオカード水冷化

普段は割が合わなくてやらないビデオカードの水冷化、ふと見るとRadeon HD 5780専用の水冷ブロックとしてaqua computerから低価格な製品が出てきたので、オリオスペックさんからゲットし、久々にやってみた。

元々私の環境でHD 5780は、低負荷時CCC読みでGPU温度が40℃前後、リファレンスクーラーの回転数は定格の21%で、ファンの音は全く聞こえてこない。

しかし、3Dのゲーム等をしたりすると、GPUの温度上昇に伴ってファンの回転数も上昇、例えばDirectX 11対応のHeaven Benchmark v1.0をしばらく回していると、GPU温度78℃、ファン回転数31%といった具合で、だんだんと耳につくようになってくる。

回転数は数値的にはわずか10%上がっただけだが、ここの10%の違いは、「聞こえない」から「聞こえる」の境目を含んでいるのが残念なところ。

2010年1月16日土曜日

Torchlight

クリスマスから新年にかけて、Steamでは様々なゲームが日替わりでバーゲン状態だったため、ここぞとばかりに手持ちゲームの拡充を図ってしまった。

今、その時に買ったゲームの一つ、Torchlightを攻略中。

内容は、すごく画面がキレイになったDiablo。

操作性やUIの作り、アイテムの出かたやらスキルツリー等々Diabloにそっくりで、BGMもずっと聴いてるとDiablo2にこんなのがあった気さえしてくるほど。

ただし、マップや敵味方のキャラクタ、攻撃するときのエフェクトなどは今風にすごく細かく、きれいになっている。

グラフィックは、Titan Questとかとは方向性が違っていて、コッテリとした色使いでファンタジー色を強めたような感じ。



自キャラのクラスとしては3種類から選択可能で、肉弾戦のDestroyer、遠隔攻撃のVanquisher、魔法・召喚系のAlchemistがある。

Diabloとの非常に残念な相違は、マルチプレーに非対応で、完全なソロプレイ専門である点。

4人くらいのマルチプレーに対応してた大いに盛り上がりそうな素材だけに非常に残念。

そんなわけで専らソロで遊んでいるが、グラフィックは美しく、アイテムを集めるのも楽しいので、Diabloのソロプレイと比較する分には、決して悪くない。

プレイ時間としては、私の場合でメインのクエストを終えるまでが20時間だった。

Torchlightは通常でも$20程度で購入できるので、テイストさえ合えばゲームの規模や完成度から考えて、とても割安。

例のごとく、Steamにデモ版があるので、合うかどうか確かめてみるのが良いでしょう。