2011年10月5日水曜日

BenQ XL2410T

しばらく更新をサボっていたのでちょっと前の話題になるが、数台ある自宅PCの2nd PC以下のモニタは、かなり使い込んだIPSやVAパネルの液晶モニタ。
消費電力を測ってみたら、どれも動作時45w前後、スタンバイ状態1~2w程度だった。

表示自体、特に静止画は、TNのW2363Dと比べると格段にキレイなんだが、古いので解像度が低いのと、垂直同期60Hzはもはやあり得ない。
LEDバックライトは省電力になりそうだし、価格もお手ごろなので、これまでのモニタを某所で買い取っていただいて、これを導入。



しばらく使って、W2363Dと比較してみると。。。
  • W2363Dと比べると、XL2410Tは少し黄味が強い感じ。W2363Dの方が赤みがさして、肌は健康的にみえる。
  • OSDのわかりやすさ、スイッチの押しやすさで、XL2410Tの圧勝。
  • 視野角は、下から見上げるときの見やすさで、若干XL2410Tが有利。
  • 付属のデュアルリンクのDVIケーブルは、XL2410Tの方が細くて取り回ししやすい。というかW2363D付属のは太すぎ。
  • 消費電力は自分の見やすい明るさに設定した状態かつ垂直同期120Hzで、W2363Dが34Wに対して、XL2410Tは28Wと2割程度の差。
  • 階調表現は、どちらもあまり良くない。
  • スタンドはXL2410Tの完勝、作りがしっかりしており、ピボットや高さ調整ができる。足の部分に小物が置けるようになっているのも便利。
  • 電源ランプは、W2363Dが突き刺さるように眩しい青色LEDだが、XL2410Tでは優しい緑色でセンスの良さを感じる。
  • nVidia 3D Visionを使うなら、使用時にものすごく明るくなるW2363Dの方が少し有利。
他、デザインや操作感などはXL2410Tの方が断然スマート。
総合的にもXL2410Tの方が好ましいというわけで、メインPCのモニタとして使用中。

2011年10月4日火曜日

RAGE

id Softwareの久々の新作ということで、当然のように期待していたRAGE。
10月6日発売ということだが、USでは既に発売されている模様。

Steamで確認すると、US向けには$59.99で既に購入できる状態。
対して、日本向けには10月6日リリースで$79.99!

なんだかいきなり萎えた。。。半年ほどして安くなったら考えよう。

2011年5月22日日曜日

スイッチングハブ交換 ETG-ESH8N

わが家では、電話のモジュラージャック周囲に色んな装置が置かれいて、その辺りだけちょっと温度が高い感じ。
実際、以下の装置がまとまって置かれ、熱源が多いからだろう。

  • VDSLモデム
  • ブロードバンドルーター
  • 無線AP
  • 8ポートスイッチングハブ
  • NAS
  • プリントサーバー
  • プリンタ本体
これらは機器は、個々にそんなに大きな電気を消費するわけではないが、機器の性質上24時間365日動作しているため、kWhで考えると結構積み重なるかもしれない。

というわけで、まずはこれらの機器全体の消費電力を確認。
1桁消費電力の多いNASの動作状況に大いに左右されるが、上記の機器全部の消費電力は86Wくらいだった。ということは、1ヶ月で約62kWh、電気代にして月1360円くらいか。。。

電力事情が大きく変わってしまったこともあるので、この辺りを見直すことにした。

まず、一番電気を食うNAS。
QNAPはiSCSIを使っても安定して動作し、機能も豊富で色々と楽しませてくれたが、パフォーマンス/消費電力の観点だと、普通にHDDをPCに内蔵させる方が有利。
というわけで、NASの中のHDDを各PCに内蔵させ、NAS自体は撤去。

次に無線AP。
802.11nのために導入したAterm WR8700Nは、無線APとしては良かったが、NAPTの出来が悪くてルーターとしては使えなかった。
ところが試しにファームウェアをアップデートすると、どうもこの辺りの問題が解消されているっぽいので、ルーターとしても使用することにする。
これで古いルーターは撤去できた。

NASを撤去した時点で、色々と不便にはなったが、まぁすぐ慣れるだろう。
とりあえず、消費電力は全体で22Wまで低下。

ここまできて、次に目に留まったのがスイッチングハブ。
現在、使用しているものはかなり前に買ったもので、最近省電力化が進んでいるGbEスイッチと比べると結構差があるらしい。
そこで、ネットでささっと調べて、電気を食わなさそうな機種を見繕って、変えてみた。



電源内蔵でメタル筐体、サイズも8ポートにしてはコンパクトということで使い勝手良し。
消費電力は、元のスイッチが9W食っていたのに対して、こちらは4W。
数字的には5Wの差でしかないが、割合で言えば半分以下、かなり省電力が進んでいるものなんだと感心。
これで全体の消費電力は17Wまで低下。電気代は全体で月270円くらい。

スイッチを換えた事による電気代の差は、月80円くらいなので、スイッチの購入差額から計算すると、4年7ヶ月くらいで元が取れる感じ。

5年くらいは使えるだろうと見込んで、わが家のもう一台の8ポートスイッチもこの機種に入れ替えた。

トータルで、月53kWhの節電に相当するはず。
節電を突き詰めると、最終的にはPCを使わないとか寂しいことになってしまうので、まずは性能を維持しつつの節電を考えたい。

2011年5月11日水曜日

P8P67交換

Sandy Bridge用のチップセット、Intel 6シリーズがリコールされたのが2月。
マザーボードメーカーから対応方法が告知され、うちのマザーボード (Asustek P8P67) が交換されたのが4月頭。
ということで、告知から2ヶ月くらいかかっての対応となった。

で、その対応はこんな感じ。

Asustek(MVK)

○交換の方法
下記、交換受け付け用のWebページより、必要事項をご入力の上お申し込みください。
お申し込みを受け付けた後、お客様と交換日程の確認を行い、弊社が委託する配送業者が新しいマザーボードをお届けいたします。問題のある古いマザーボードは、新しいマザーボードを受け取る際に配送業者にお渡しください。

要するに「新品を届けるから、古いのを外して準備しておけよ」ってこと。
マザーボードの交換で、先出ししてくれないのってどうなんだろ。


ちょっと別のメーカーの対応を確認してみたら。。。

ギガバイト(CFD)

1.ヤマト運輸より交換品をお届けさせて頂きます。交換製品には着払伝票を同封しておりますので、良品お受取り後、お届けした際の梱包箱に不具合品を梱包いただいた上、ヤマト運輸へ集荷依頼、もしくは最寄のヤマト運輸取扱店より不具合品をご返送下さい。

MSI

【製品交換対応】
1. 専用 WEB ページ(来週 2 月 15 日公開予定)より、お客様情報をご登録頂きます。
2. 交換品が用意でき次第、返送用着払い伝票とともにお客様へ先出し発送させて頂きます。
現時点の目処として、4 月上旬からの発送を予定しています。
3. 交換品到着から概ね1週間以内に、お手元の製品を返送願います。


なんだ、他のメーカーでは先出ししてるし。。。

国内でのマザーボードのシェアって、自作向けでは販売店の店頭を見てる限りAsusが一番のように見えるが、ちょっと傲慢に感じてしまった。

ここ数年、マザーボードはAsusばかり使ってきたが、今回は考えさせられた。
残念...

2011年5月3日火曜日

QNAP NAS RAID10 Ready

これは2ヶ月ほど前のネタになるが、QNAPのNASがファームウェアVer.3.4でRAID10に対応した。

我家のNASはTS-459Proでドライブは4台入るが、2TBのHDDをRAID5で使用しているので全体の容量はドライブ3台分となる。
これをRAID10にしかえると全体の容量はドライブ2台分になり、ドライブ1台のフォーマット容量は1.8TB程度なので実質3.6TBくらい。

じゃ、実際今、どれくらいデータをNASに入れてるか確認してみたら...徐々にデータを整理してたこともあって意外と少ない。
3.6TBでも当分問題なさそうだったので、せっかくだからRAID10を試してみることにした。

まずはNASのファームをアップして、管理画面やヘルプを眺めてみるものの、RAID5からRAID10へデータを残したままの移行はできなさそうだ。

まぁ、RAID5だとデータが3台のドライブに分散して配置されているわけだから当然といえば当然だが、やっぱり残念。
仕方ないので、2TBのドライブをもう1台買ってきて、PCのローカルドライブとして接続し、いったんNAS上のデータをバックアップした。
これで心置きなくNAS上のボリュームを開放できるので、全部開放してRAID10ボリュームで作り直した。

ローカルドライブにバックアップしていたデータをNASに書き戻して、簡単に速さを確認してみたが...RAID10だからといって特に速くなるようなことはなかった。

というか、RAID5でずーと使ってて、実際徐々に遅くなってたように思うが、それが今回NAS導入当初の速さに戻った感じ。これってフラグメントの影響なんだろうか。

そもそもNTFSと違って、ext4はフラグメントが起きにくいという話しだったと思うので、なんか別の原因かもしれないが...

よくわからんので、次回のRAIDボリュームを作り直す時には、その前後での速さの変化をもう少し細かく確認してみようと思う。

2011年4月30日土曜日

Pioneer BDR-S06J ゲット

これも既に3ヶ月ほど前の話になるが、かねてから欲しかったBDドライブをついにゲット。


以前は個人的に光学ドライブだとPlextor一択だったが、今は自社開発してないっぽいし、そうなる前の製品も短期間でディスクをマウントできなくなる等、印象が悪かった。

そういうピンチな時に引っ張り出してくるのが、ずっと昔に買ったPioneerのドライブで、使用頻度は低いものの長年問題なく使用できて好印象。
それで前回からPioneerのDVR-S16Jをメインに使い始めたが、こちらも使い勝手がよく、トラブルもなし。
次にドライブを買うなら、Pioneerのバルクじゃない方のBDドライブと思ってはみたものの、値が張るのでなかなか手が出せずにいた。

ところが、期せずして3D環境が整ったこともあったので、改めて物色していたら、つや消しタイプのフロントベゼルがとてもイイ感じ。
さらには、お値段も週末セール的なイイ感じになってて、思い切ってしまった。

使ってみて思うのは、DVR-S16Jと同じく、素の動作音の静かさ。
ファームウェアでの工夫以前に、ハードウェアレベルでできることをやっておくというのは大切。
あと、スイッチの隙間にホコリがたまらないこと。
プレクだとフロントベゼルのスイッチの隙間にホコリがたまってくるが、Pioneerでは大丈夫。この辺り、長期間になるとピックアップの汚れ具合に影響して製品寿命に関わってきたりするのかも。

メディアを読んだり書いたりすることについては、最近は極端に品質の悪いメディアをつかまされることもなくなっているので、ふつーにそつなくこなす感じ。

いまさら書き込み品位を確認したいとも思わんので実際はわからんが、このドライブで書き込んだメディアは他の機器で普通に扱えてるし、プレクでマウントできないメディアもこのドライブならふつーに読めるので、特に問題ない。
てか、品位をチェックしないといけなかった時代が異常だったといえよう。

付属ソフトは、初めてのBDドライブなのでありがたいかと思ったが、実際に使ったのはPowerDVD 9くらい。メディアへの書き込みはImgBurnが使いやすい。

ま、なにはともあれ、自分にとっては、たまに使おうと思った時にちゃんと動くことが大事。
プレクは最後の方でかなり裏切られたので、今後はPioneerに期待。

2011年4月21日木曜日

PCケース交換 Antec P183

CPUの交換と同時に、PCケースをAntec P183に入れ替えて既に3ヶ月。


これまでこの話題に触れていなかったので、気づいた点をメモ書きしておきたい。
ちなみに購入したのは、USB3.0端子がついたP183-V3の方ではなく、eSATAが付いている旧タイプ。

  • HDDはシリコングロメットで挟んで固定するため、振動から妙な共振などがなく静か。
  • 5インチドライブは、取付金具をネジ止めした後、フロントからカシャコンとはめ込む感じ。サイドパネルを両サイド外さなくても取り付けできるのは多少便利。
  • ATX電源を下につけるタイプなので、長めのケーブルが必要。現在使用中の電源(Seasonic M12D SS-750EM)だと、マザボに接続するATX 12V 4ピン電源がギリ届かない。しかたなく他のケーブルと結わえるための結束バンドをカットし、ケーブル群をばらすことで、何とか接続できた。
  • 上段HDDケージが、ちょうどビデオカードの延長線上位置するため、GeForce GTX580クラスを使う場合は、実際にHDDを入れると余裕で干渉。HDDを入れない場合、ケージ自体にぶち当たるまではいかない。
  • 本体に最初から付いているケースファンは、スイッチで回転数が調整できるが、最低の設定(1200rpm程度)でも、かなりうるさい。さっさと、今まで使っていたファンとファンコンに換えてしまった。
  • 水冷用にホースを通す穴が開いているのは助かる...前のケースでは自分で開けたので大変だった。
  • 全体的に制振に対して細かな気配りがされていて、実際に効果は高いように思える。ただ、ファンの風切音が以前のケースと比べると、同じ回転数でも目立つかも。
  • ATX電源が収まる下部の空間は広々していて、水冷ポンプを設置するのに都合がいいのだが、ビデオカードとの干渉で上部HDDケージが使えないとなると、そこにHDDを収めることになるため、とたんに窮屈になってしまう。

まぁ、何点か自分の使い方ではフィットしない部分はあるものの、ペコペコのケースが多い昨今ではありがたい存在。しっかりしているので、相当長持ちしてくれそうだ。

2011年1月31日月曜日

Core i7-2600K編 とりあえずの4.8GHz

スリープからの復帰に失敗する件は、あちこちのWebサイトを見てみると、以下のような図式らしい。

4.8GHzを超えるオーバークロック
=> Internal PLL Overvoltageの有効化が必要
=> スリープからの復帰に失敗

だったらということで、Internal PLL Overvoltageを無効化し、クロックを4.8GHz(コア1.35V)に設定してみると、なるほど問題なくなる。

効率的にも4.8GHzがリーズナブルだったし、現状はここが正解っぽい?
多少効率悪くても5Gという響きが気に入ってたんだが、スリープを使えないのは4%クロックが下がる以上のストレスを感じるので、致し方なし。
EFIのアップデートを気長に待ちつつ、当面はこの設定で使っていくことにしよう。

2011年1月22日土曜日

Core i7-2600K編 スリープからの復帰に失敗

その後5GHzでの動作はとても安定していて、普通に使ってる分には何も問題なし。ベースクロックを変えてないせいか、変に反応が鈍くなる瞬間もなく、悪条件が重なった場合にだけ起こるような再現率の低い問題もなし。
オーバークロックし過ぎてダメな時は、Windows起動までで問題が発生するし、そこを越えたら、その後は普通に使える...みたいな、白黒ハッキリとした結果の出方なので、セッティングは楽チン。

というわけで、今回はこんなにも早く最終設定にたどり着いたかと思ってしまったが、少し甘かった。PCをスリープ状態にすると、復帰時にBSODや無応答になってしまう。

EFIの設定を色々変えてみたりはしてみたがダメ。CPUの倍率をかなり落としてもダメなので、EFIの出来の問題なのかもしれない。
もう少し、設定含めて色々試してみようと思うが、とにかく解消するまでは、毎回シャットダウンするしかないかなぁ。

2011年1月16日日曜日

Core i7-2600K編 5.0GHz

i7-2600Kに入れ替える際にマザーボードやメモリも変わっているので、オーバークロックの前に、まずは構成一覧。

現在の構成
CPU: Intel Core i7-2600K
M/B: Asus P8P67無印
Mem: Patriot PSD38G1333KH
VGA: nVidia GeForce GTX 580
SSD: Intel SSDSA2MH080G2R2
NIC: Intel PRO/1000 EXPI9300PT
DVD: Pioneer DVR-S16J
電源: Seasonic M12D SS-750EM
ケース: Antec P183

去年にうちに変えた部分として、サウンド関連はとうとうサウンドブラスターを廃し、オンボードのサウンド機能を使用するようになった。割と音が良かったのと省電力がその理由。その後、マザーボード上のTOS-Linkから外部のデジタルアンプにS/PDIFで接続するようにしたので、PCからのノイズも気にする必要がなくなった。

ヘッドフォンはBlueToothで接続するため、USBのドングルを挿していたが、P8P67にはオンボードでBTアダプタが乗っているので、ドングルが不要になった。

ストレージは、起動ドライブとしてSSDを使用しているが、HDDは使用せず、データドライブとしてはNASをiSCSI接続して使用。

オーバークロックの前に、デフォルトクロックでの性能も確認。前のCPU(i7-920)での結果も併記しておこう。

デフォルト設定での性能
  • クロック (アイドル時消費電力)
    • i7-920: 2.66GHz (130w)
    • i7-2600K: 3.4GHz (107w)
  • SuperPI (消費電力)
    • i7-920: 14.118s (150w)
    • i7-2600K: 10.527s (130w)
  • Tripcode Explorer (消費電力)
    • i7-920: 9.87Mtrips/s (218w)
    • i7-2600K: 14.02Mtrips/s (174w)
  • MediaEncorder CPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 997s (199w)
    • i7-2600K: 757s (166w)
  • MediaEncorder GPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 435s (233w)
    • i7-2600K: 337s (205w)
Note: MediaEncoderは53分程度のビデオクリップをH.264でエンコードする時間
どれも30~40%高速化しつつ20w以上の省電力。全方位的に優秀。

で、オーバークロックだが、5GHzの設定は以下の通り。

EFI設定 (ver.1053)
  • AI Tweaker
    • AI Overclock Tuner: Manual
    • BCLK/PEG周波数: 100
    • Turbo Raio: OSでの最...
    • OSでの最大Turbo Ratio 設定: 50
    • Internal PLL Overvoltage: 有効
    • メモリー周波数: Auto
    • EPU Power Saving モード: 有効
    • EPU設定: 自動
    • CPU Voltage: Manual Mode
    • CPU Manual Voltage: 1.400
  • 詳細 - CPUの設定
    • Hyper-threading: 無効
  • 詳細 - オンボードデバイス構成
    • Azalia HDオーディオ コントローラー: 有効
    • フロントパネルタイプ: HD
    • SPDIF出力タイプ: SPDIF
    • Renesas USB 3.0 コントローラー: 有効
    • VIA 1394コントローラー: 無効
    • Marvell Storage コントローラー: 無効
    • Realtek LAN コントローラー: 無効
OC状態での性能差
  • クロック (アイドル時消費電力)
    • i7-920: 4.2GHz (171w)
    • i7-2600K: 5.0GHz (113w)
  • SuperPI (消費電力)
    • i7-920: 9.797s (211w)
    • i7-2600K: 7.533s (151w)
  • Tripcode Explorer (消費電力)
    • i7-920: 14.75Mtrips/s (未計測)
    • i7-2600K: 20.13Mtrips/s (252w)
  • MediaEncorder CPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 666s (295w)
    • i7-2600K: 537s (235w)
  • MediaEncorder GPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 293s (314w)
    • i7-2600K: 241s (254w)
i7-920と違って、コアの電圧を1.4vまで上げても、アイドリング時の消費電力が6wしか上がらないのは素晴らしい。こうやってブログを書いていても120w程度と、OCの度合いの割りに非常に省電力。
重たい処理をさせると、OCに見合った分の消費電力増となってしまうが、それでもi7-920よりは60w前後少ない。性能差を考えると、i7-920がものすごく無駄だったように思えてくるが、まぁ今回のSandy Bridgeの出来がとても良いということなんだろう。

とりあえずは、この設定で使っていこう。

2011年1月15日土曜日

Core i7-2600K編 オーバークロック開始

リテンションは、その後すぐ入手できたので早速水冷化したが、時間がなくて なかなかその先へ進めなかった今週...
一応、サラッと電圧ごとの動作周波数を確認したが、うちの石はコア電圧1.25vで4.5GHz、1.5vで5.2GHz程度の様子。
確認には一応いくつかのソフトを使っているが、いかんせんまだ時間が短く、経過次第ではさらに動作周波数は下がってしまうかもしれないけれども、現時点での結果をプロットするとこんな感じ。


比較のため、Prime95を動作させている時の消費電力もプロットしてみた。この消費電力はワットチェッカーで計っているので、絶対値を見てしまうと、載せてるカード類やATX電源の効率なんかも関わってくるものの、相対的な比較にはなるはず。

表の一番左の要素はクロックや電圧がAUTO設定のデフォルト状態の時のもの。そこをy=0になるようにし、その倍の値までをプロットしたので、周波数の向上率と消費電力の増加率を比較できる。

結果、うちのシステムでは消費電力に対して性能向上の方が上回っているのは4.7GHzまで。4.8GHz設定では、動作周波数は37%アップなのに対して、消費電力は39%アップと少し逆転され、その先は効率がどんどん悪化していく。
5.2GHzまでオーバークロックすると、性能は49%アップに対して、消費電力は75%アップと乖離が激しい。

普通に考えて、リーズナブルな設定は4.8GHzだと思うが、ここはせっかくなので大台に乗せて5GHzで使いたい。ってか、使う!
それでもi7-920のオーバークロック状態と比べれば、省電力なはずなので、この後その辺りを確認してみよう。

2011年1月10日月曜日

Sandy Bridge 発売

とても良さげな情報が飛び交っている Intel 新CPU、Sandy Bridge。
神様の言いつけも聞かず、深夜販売してくれる有難いショップがあったもんだから、その心意気に応える?べく、がんばって並んできた。そしてゲット!

CPUはCore i7-2600Kの一択として、マザーボードはAsusのP8P67無印、これがCPUとのセット割引で結構割り引かれてた。
またメモリも、ここ最近の値下がりで、4GBx2枚が8千円弱で買える幸せ。
ソケットが変わる変更にしては、割と財布にやさしく行けた感あり。

意気揚々と持って帰って、早速入れ替えだ~と作業を始めたら、水冷ヘッドのリテンションが合わないことに気づいた。
これまで使ってたLGA1366用とは別に、LGA775用のリテンションも持っていたが、LGA1155/1156はその間のサイズだったのね、不覚。。。

仕方ないので、CPU付属のクーラーでとりあえず組み立てし、クロックアップ全くなしの標準設定で動作確認したところ、特に問題なし。
簡単にベンチをかけると標準状態でも、4.2GHzまでクロックアップしたi7-920の90%程度の速さを発揮し、消費電力は2/3程度と非常に良い雰囲気。

リテンションが届き次第、もう少し細かく確認しよう。

2011年1月5日水曜日

nVidia 3D Vision

モニタは既に120Hz対応、そして今回ビデオカードがnVidia化したということで...
案の定、これがキター!


店頭でデモっているのは、いつ見ても残念な感じだったが、自宅PCであればハードウェアの条件は多少良いはず。
自宅でなら色んなゲームで自由に遊べるので、昔のゲームも含めて色々試してみようと思う。

ちなみに、ビデオカードを変えてから遊べるようになったDungeon Keeper 2は、古すぎるせいなのか3D化ならず。。。
もう少し新しいゲームから試していくとしよう。