2010年12月26日日曜日

GeForce GTX 580 導入

ずーと発売されるのを心待ちにしていた Radeon HD 6970。
しかし、発表日を目前に実際の性能が漏れ伝わるにつれ、アレレ? なことに。。。
一足先に発売されたnVidiaのハイエンドであるGeForce GTX 580をどれだけ上回ってくれるのかを楽しみにしてたのに、結局はGTX 570をライバル視する程度に留まるとのこと。
価格もそれなりに抑えられるようだが、もはやまったく興味なし。

と言うわけで、GTX295以来のnVidia導入!


GeForce GTX 580

ところで、買った後に思い出した事が、クロックアップ状態におけるスリープからの復帰問題。
GTX 295を使っていた頃は、CPUをある程度以上オーバークロックすると、スリープから復帰したときになぜか画面が表示されなくなるという問題があったので、真っ先にここをチェック。
幸い、GTX 580では問題なくスリープから復帰できる模様。。。ふぅ~

一安心したところで、実力チェック開始。

まずは、最近出たばかりの3DMark 11だが、HD5870だとX1550とかだったのが、GTX580だとX1975とかになる。まぁ、カクカクであることに変わりはない(笑)

次はHeaven Benchmark v2.0、HD5870だとカクカク過ぎて見る気にもなれなかったが、GTX580だとシーンにも依るが60fpsを超えるところもあって、とってもスムース。これはまったく違うと言えるだろう。テッセレーションを多用するケースでは、さすがに強い。

続いてゲームだが、手持ちの数少ないDirectX 11対応ゲームとして、DiRT2で確認。HD5870はWUXGAで平均61fpsだったが、GTX580はフルHDで平均121fps。画素数が10%少なくなっている点を考慮しても、かなりの向上だ。

DirextX 10として Crysisでは、HD5870がWUXGAで55fps、GTX580がフルHDで76fpsとなった。やっと、念願の画質設定 Very HIGHが選べそうだ。

普段よく遊んでいるWoWは基本DirectX 9だが、これもHD5870よりフレームレートが若干向上した感じだった。この辺りのゲームは、下がるかと思ってたので、これは意外だった。

あと余談として、すごい古いけどお気に入りなゲームである Dungeon Keeper 2 が、GTX580だと動いてくれたので、久々に熱中して遊んでしまった。ビデオカードがRadeonだと、どうがんばっても画面がちゃんと表示されなくてダメだが、GeForce系だとOSの互換性オプションや、起動パラメータ等の工夫で今でも動いてくれる。

久々に、面白がって色んなゲームを動かしてみたが、nVidiaはやっぱり安定してるなぁ。
昨年末から年頭にかけて、Catalystが色々やらかしてくれたので、余計そう思うのかもしれないが。。。

ちなみに、消費電力は、かなり上がってしまった。
水冷化してたHD5870で OSアイドル時163wだったが、リファレンス仕様のGTX580への入れ替え + ラジエターファン1個削減の結果、アイドル時176wまでアップ、その差13w。
HD5870オリジナルの空冷ファンと、ラジエターファンの消費電力差は2wだったので、リファレンス仕様のHD5870からの単純な入れ替えだと11w差となるはず。
さらにゲーム動作時の消費電力だと、50~70wくらい増えてそうなので、ゲームの稼働率の高いうちのPCでは結構な増加率になるだろう。

消費電力は多いものの、リファレンスのクーラーの静粛性は非常に高くて、この点は素晴らしい。
ハイエンドは、静粛性もハイエンドを目指してほしい。そしたら静粛性目当てで、ワンランク上のビデオカードを買う人が出てくるかもしれない。