2011年1月31日月曜日

Core i7-2600K編 とりあえずの4.8GHz

スリープからの復帰に失敗する件は、あちこちのWebサイトを見てみると、以下のような図式らしい。

4.8GHzを超えるオーバークロック
=> Internal PLL Overvoltageの有効化が必要
=> スリープからの復帰に失敗

だったらということで、Internal PLL Overvoltageを無効化し、クロックを4.8GHz(コア1.35V)に設定してみると、なるほど問題なくなる。

効率的にも4.8GHzがリーズナブルだったし、現状はここが正解っぽい?
多少効率悪くても5Gという響きが気に入ってたんだが、スリープを使えないのは4%クロックが下がる以上のストレスを感じるので、致し方なし。
EFIのアップデートを気長に待ちつつ、当面はこの設定で使っていくことにしよう。

2011年1月22日土曜日

Core i7-2600K編 スリープからの復帰に失敗

その後5GHzでの動作はとても安定していて、普通に使ってる分には何も問題なし。ベースクロックを変えてないせいか、変に反応が鈍くなる瞬間もなく、悪条件が重なった場合にだけ起こるような再現率の低い問題もなし。
オーバークロックし過ぎてダメな時は、Windows起動までで問題が発生するし、そこを越えたら、その後は普通に使える...みたいな、白黒ハッキリとした結果の出方なので、セッティングは楽チン。

というわけで、今回はこんなにも早く最終設定にたどり着いたかと思ってしまったが、少し甘かった。PCをスリープ状態にすると、復帰時にBSODや無応答になってしまう。

EFIの設定を色々変えてみたりはしてみたがダメ。CPUの倍率をかなり落としてもダメなので、EFIの出来の問題なのかもしれない。
もう少し、設定含めて色々試してみようと思うが、とにかく解消するまでは、毎回シャットダウンするしかないかなぁ。

2011年1月16日日曜日

Core i7-2600K編 5.0GHz

i7-2600Kに入れ替える際にマザーボードやメモリも変わっているので、オーバークロックの前に、まずは構成一覧。

現在の構成
CPU: Intel Core i7-2600K
M/B: Asus P8P67無印
Mem: Patriot PSD38G1333KH
VGA: nVidia GeForce GTX 580
SSD: Intel SSDSA2MH080G2R2
NIC: Intel PRO/1000 EXPI9300PT
DVD: Pioneer DVR-S16J
電源: Seasonic M12D SS-750EM
ケース: Antec P183

去年にうちに変えた部分として、サウンド関連はとうとうサウンドブラスターを廃し、オンボードのサウンド機能を使用するようになった。割と音が良かったのと省電力がその理由。その後、マザーボード上のTOS-Linkから外部のデジタルアンプにS/PDIFで接続するようにしたので、PCからのノイズも気にする必要がなくなった。

ヘッドフォンはBlueToothで接続するため、USBのドングルを挿していたが、P8P67にはオンボードでBTアダプタが乗っているので、ドングルが不要になった。

ストレージは、起動ドライブとしてSSDを使用しているが、HDDは使用せず、データドライブとしてはNASをiSCSI接続して使用。

オーバークロックの前に、デフォルトクロックでの性能も確認。前のCPU(i7-920)での結果も併記しておこう。

デフォルト設定での性能
  • クロック (アイドル時消費電力)
    • i7-920: 2.66GHz (130w)
    • i7-2600K: 3.4GHz (107w)
  • SuperPI (消費電力)
    • i7-920: 14.118s (150w)
    • i7-2600K: 10.527s (130w)
  • Tripcode Explorer (消費電力)
    • i7-920: 9.87Mtrips/s (218w)
    • i7-2600K: 14.02Mtrips/s (174w)
  • MediaEncorder CPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 997s (199w)
    • i7-2600K: 757s (166w)
  • MediaEncorder GPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 435s (233w)
    • i7-2600K: 337s (205w)
Note: MediaEncoderは53分程度のビデオクリップをH.264でエンコードする時間
どれも30~40%高速化しつつ20w以上の省電力。全方位的に優秀。

で、オーバークロックだが、5GHzの設定は以下の通り。

EFI設定 (ver.1053)
  • AI Tweaker
    • AI Overclock Tuner: Manual
    • BCLK/PEG周波数: 100
    • Turbo Raio: OSでの最...
    • OSでの最大Turbo Ratio 設定: 50
    • Internal PLL Overvoltage: 有効
    • メモリー周波数: Auto
    • EPU Power Saving モード: 有効
    • EPU設定: 自動
    • CPU Voltage: Manual Mode
    • CPU Manual Voltage: 1.400
  • 詳細 - CPUの設定
    • Hyper-threading: 無効
  • 詳細 - オンボードデバイス構成
    • Azalia HDオーディオ コントローラー: 有効
    • フロントパネルタイプ: HD
    • SPDIF出力タイプ: SPDIF
    • Renesas USB 3.0 コントローラー: 有効
    • VIA 1394コントローラー: 無効
    • Marvell Storage コントローラー: 無効
    • Realtek LAN コントローラー: 無効
OC状態での性能差
  • クロック (アイドル時消費電力)
    • i7-920: 4.2GHz (171w)
    • i7-2600K: 5.0GHz (113w)
  • SuperPI (消費電力)
    • i7-920: 9.797s (211w)
    • i7-2600K: 7.533s (151w)
  • Tripcode Explorer (消費電力)
    • i7-920: 14.75Mtrips/s (未計測)
    • i7-2600K: 20.13Mtrips/s (252w)
  • MediaEncorder CPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 666s (295w)
    • i7-2600K: 537s (235w)
  • MediaEncorder GPU処理 (消費電力)
    • i7-920: 293s (314w)
    • i7-2600K: 241s (254w)
i7-920と違って、コアの電圧を1.4vまで上げても、アイドリング時の消費電力が6wしか上がらないのは素晴らしい。こうやってブログを書いていても120w程度と、OCの度合いの割りに非常に省電力。
重たい処理をさせると、OCに見合った分の消費電力増となってしまうが、それでもi7-920よりは60w前後少ない。性能差を考えると、i7-920がものすごく無駄だったように思えてくるが、まぁ今回のSandy Bridgeの出来がとても良いということなんだろう。

とりあえずは、この設定で使っていこう。

2011年1月15日土曜日

Core i7-2600K編 オーバークロック開始

リテンションは、その後すぐ入手できたので早速水冷化したが、時間がなくて なかなかその先へ進めなかった今週...
一応、サラッと電圧ごとの動作周波数を確認したが、うちの石はコア電圧1.25vで4.5GHz、1.5vで5.2GHz程度の様子。
確認には一応いくつかのソフトを使っているが、いかんせんまだ時間が短く、経過次第ではさらに動作周波数は下がってしまうかもしれないけれども、現時点での結果をプロットするとこんな感じ。


比較のため、Prime95を動作させている時の消費電力もプロットしてみた。この消費電力はワットチェッカーで計っているので、絶対値を見てしまうと、載せてるカード類やATX電源の効率なんかも関わってくるものの、相対的な比較にはなるはず。

表の一番左の要素はクロックや電圧がAUTO設定のデフォルト状態の時のもの。そこをy=0になるようにし、その倍の値までをプロットしたので、周波数の向上率と消費電力の増加率を比較できる。

結果、うちのシステムでは消費電力に対して性能向上の方が上回っているのは4.7GHzまで。4.8GHz設定では、動作周波数は37%アップなのに対して、消費電力は39%アップと少し逆転され、その先は効率がどんどん悪化していく。
5.2GHzまでオーバークロックすると、性能は49%アップに対して、消費電力は75%アップと乖離が激しい。

普通に考えて、リーズナブルな設定は4.8GHzだと思うが、ここはせっかくなので大台に乗せて5GHzで使いたい。ってか、使う!
それでもi7-920のオーバークロック状態と比べれば、省電力なはずなので、この後その辺りを確認してみよう。

2011年1月10日月曜日

Sandy Bridge 発売

とても良さげな情報が飛び交っている Intel 新CPU、Sandy Bridge。
神様の言いつけも聞かず、深夜販売してくれる有難いショップがあったもんだから、その心意気に応える?べく、がんばって並んできた。そしてゲット!

CPUはCore i7-2600Kの一択として、マザーボードはAsusのP8P67無印、これがCPUとのセット割引で結構割り引かれてた。
またメモリも、ここ最近の値下がりで、4GBx2枚が8千円弱で買える幸せ。
ソケットが変わる変更にしては、割と財布にやさしく行けた感あり。

意気揚々と持って帰って、早速入れ替えだ~と作業を始めたら、水冷ヘッドのリテンションが合わないことに気づいた。
これまで使ってたLGA1366用とは別に、LGA775用のリテンションも持っていたが、LGA1155/1156はその間のサイズだったのね、不覚。。。

仕方ないので、CPU付属のクーラーでとりあえず組み立てし、クロックアップ全くなしの標準設定で動作確認したところ、特に問題なし。
簡単にベンチをかけると標準状態でも、4.2GHzまでクロックアップしたi7-920の90%程度の速さを発揮し、消費電力は2/3程度と非常に良い雰囲気。

リテンションが届き次第、もう少し細かく確認しよう。

2011年1月5日水曜日

nVidia 3D Vision

モニタは既に120Hz対応、そして今回ビデオカードがnVidia化したということで...
案の定、これがキター!


店頭でデモっているのは、いつ見ても残念な感じだったが、自宅PCであればハードウェアの条件は多少良いはず。
自宅でなら色んなゲームで自由に遊べるので、昔のゲームも含めて色々試してみようと思う。

ちなみに、ビデオカードを変えてから遊べるようになったDungeon Keeper 2は、古すぎるせいなのか3D化ならず。。。
もう少し新しいゲームから試していくとしよう。