2009年11月30日月曜日

World of Goo

Steamの5日早いクリスマスセール、その後も日替わりで33%~80%オフでゲームが並び、わずか数$で買えるものが多くあったが、前にDemo版を試したWorld of Gooを75%オフの$4.99で購入。

こちらも前回のOsmos同様、カジュアルなパズルゲームで、ちょっとした空き時間で遊べるもの。
ルールがシンプルで、結果を予想しやすいにも関わらず、結構頭を使わされて、意外性もあったりで、かなかな面白い。

ゲームの内容としては、画面上で勝手に動き回っているスライムみたいな黒いやつ(グー?)を連結していって、各面にあるパイプまで道筋を作るというもの。

自分ができる操作は、勝手に動き回っているグーをマウスクリックで拾い上げる事と、それをどこかに置くことのみ。
グーを置く時、既に置かれてるグーのそばに置くと、勝手にグー同士がつながって固定される。逆にある程度以上離して設置しようとすると、周囲のどこともつながらず、下に落下する。

例えば最初の面のパイプは、かなり高い位置にあるので、矢倉を建てるように下から安定良くグーをを積上げていくことになる。
グー同士のくっつきは、それほどカチカチの強固なものではなく、ゴムみたいに弾性があるので、重みがかかると伸ばされたり縮んだりして、グラグラ揺れる。限界を超えるとクニャっと折れ曲がったりもするので、しっかりと支えるためには、下の方は幅広く、上に行くにしたがって細くなるような形になる。

また、別の面では途中に深い谷間があったりして、橋を架けるように水平に伸ばしていく必要があるのだが、ここも何も考えずに横に伸ばしていくと、自重で伸ばした先が垂れ下がってくるので、根元を太くするとか、たわむ分を最初から計算しとくとか、ちょっとした頭脳プレーが必要。

なんとかパイプのあるとこまで接続できると、連結されていないフリーのグーがパイプに向かっていって吸い込まれる。
吸い込まれたグーの数が、その面をクリアするのに必要な規定数を上回ると、次の面に進むことができる。
また、規定数以上を吸い込ませると、上回った数は記録として残るので、できるだけ少ない数のグーで矢倉や橋的な物を建てることにチャレンジすることになる。

また、面によっては、接触するとグーが粉砕されてしまう歯車が邪魔な部分に置いてあったり、ズルズルと動いてしまう紐の上に積上げる必要があったり、全体が回転している回し車の中のような場所で積上げる必要があったりと、それぞれの面に意外性があって面白い。
グーの種類も、最初は一度設置すると動かせなくなる黒いやつだけですが、何度でも付け剥がしできる緑のグーとか、重量を支えてくれる風船、下に垂れ下がる白いグーとか、種類が増えていく。

Steamに置かれているDEMO版では最初の10面程度が遊べるが、十分に雰囲気は分かるはず。絵の雰囲気や音楽も印象的でとても良し。

ところで、最近は物理エンジンが良い感じでゲーム性に取り込まれている。このゲームでは、伸びたり縮んだりするグーの動きがゲームの楽しさを支えているので、その点だけでも一見の価値ありだと思う。

既に矢倉のような形になっている固定されたグーと、その上を動き回るフリーなグー
フリーなグーをひとつ摘み上げ...
離すと固定される
どんどん積み上げてパイプに隣接すると、フリーなグーだけ吸い込まれる

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